都通りの"土曜市"大盛況! 5ヶ月ぶりに開店


doyouichi1.jpg 小樽都通り商店街のアーケード内(桂園からオーセントホテル側)で、毎週土曜日に無農薬野菜等を販売する「土曜市」が、今年も5月2日(土)にスタートした。主催は無農薬野菜即売会実行委員会(滝下純一郎代表)。
 積丹・仁木・余市町、赤井川村の農園5店舗とパン屋などが出店し、会場には開店前から、待ちわびた買い物客が大勢詰めかけた。11:00から販売を開始し、お目当ての山菜や卵、はちみつが飛ぶように売れた。
 今年は、雪解けが早く、アスパラや多くの種類の山菜が収穫でき、例年では初日に販売できないものが並び、買い物客を喜ばせた。
doyouichi2.jpg 山菜のフキ・コゴミ・ギョウジャニンニクなどが安価で販売され、人気を集めた。フキは、朝採れたてと、前日に下茹でし、調理しやすいよう手が加えられ、炒めたり煮たりしてすぐに食べることができるものを販売していた。
 滝下農園では、ヒナから育て、道産・国産の餌にこだわる卵や、蜂箱から絞った天然はちみつ、売り切れ御免のシフォンケーキはプレーンと、今年はヨモギを入れた新商品も登場。
 むらかみ農園も、道産飼料の平飼い卵や、フキ・ギョウジャニンニクの山菜や、エゾエンゴサクなど野草のブーケも販売。
 積丹町・のんのん・ふぁーむは、雪室貯蔵のにんじん、じゃがいもや豆を、仁木町の宮川園は、つるの子大豆と仁木産米の胚芽米麹、天然塩で作った味噌やたまり漬け、手作りのイチゴジャム、くるみの佃煮など。松田農園は、朝採れたてのアサツキ、白菜の芽、こごみなどを販売し、どの店舗も、12:00前にはほとんどの商品が完売した。
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 同会・滝下代表は、「今年は雪解けが早く、野菜やアスパラが早く収穫できたのは、初めて。それぞれ各店舗で考え、工夫した加工品などが増えている。生産者が直接販売している土曜市に、ぜひ、買い物に来ていだたきたい」と話した。
 フキやウドなどお目当ての山菜を買い求めた市内の夫婦は、「昨年は、1度だけ来られなかったが、あとは、毎週土曜日に買い物に来ている」と心待ちにしていた様子だった。また、年配の女性はフキを手に取り「初物です」と笑顔で話した。
 土曜市 11月中旬までの毎週土曜日11:00から開催し、売り切れ次第閉店。
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