絵画教室合同"ラルゴ展" 新作95点展示


largoten1.jpg 絵画教室の合同展「ラルゴ展」が、6月24日(水)から28日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階市民・多目的ギャラリーで開催している。
 道新文化センターの末永正子氏と三宅悟氏の絵画教室・富岡アトリエ教室の受講生24名、講師2名の水彩・油彩・アクリル画の95点を展示している。
 展示会名の「ラルゴ」は、音楽用語の「ラルゴ(largo)」に由来し、”ゆっくりと歩む”という意味が込められている。
largoten2.jpg それぞれが教室に通いながら、好きな絵や得意な分野の絵などを持ち寄り、ほとんどが新作。自分の作品が、美術館に展示されるという貴重な初体験となる受講生もいて、気合の入った作品が多い。
 展示場所は、ひとり5mの展示スペースを担当し、公平にくじ引きで決めたが、しっくりと上手くまとまった展示となったそうだ。
 三宅氏に指導を受ける菅原おりえさんは、油彩3点を出展。「のびのびと自由に、各自の個性を活かしながらも、基本をしっかりと指導している。初めての作品展となり楽しみにしていた受講生も多く、思いを込めて描いた作品を、ぜひ見ていただきたい」と話した。
largoten3.jpg 孫や愛犬の愛くるしい姿やモデルなどの人物、小樽運河などの風景、静物、抽象画など、様々な題材に取り組み、生き生きと丁寧に描かれ、来場者は鑑賞を楽しんでいた。
 代表の三宅氏は、「みんな新鮮で良い展覧会となった。なにより作品に気持ちがこもり、1点1点真剣に取り組んでいる。多くの人に見てもらうことで上達にも繋がる。みんな個性的で、画題を決め、絵にしようと努力している」と話した。
 なお、三宅氏が代表となり「THEY展」を、7月15日(水)から20日(月・祝)まで、市立小樽美術館(色内1)市民ギャラリーで行われる予定。
 ラルゴ展 ゆっくり歩む 6月24日(水)〜28日(日)10:00〜17:00(最終日16:00)
 市立小樽美術館(色内1)1階市民・多目的ギャラリー 入場無料