定期テストへ猛ダッシュ!潮見台中の放課後学習会


houkago1.jpg 小樽市立潮見台中学校(潮見台1・原田聖治校長)では、6月18日・19日に行なわれる第1回目の定期テストに向け、学生ボランティアによる放課後学習会を、6月16日(火)・17日(水)15:30〜16:45、同校2階被服室と4階3年1組の教室で実施。2日間でのべ116名が参加した。
 2日目の17日(水)は定期テスト前日とあって、1年から3年生まで約70名が参加し、テスト範囲を中心に勉強を開始。北海道教育委員会から派遣された学生ボランティアの北海道大学4年・伊藤麻衣さんと同2年・佐野裕典さんが、生徒の質問に丁寧に対応。
 伊藤さんは、「テスト範囲の質問があったり、いろいろと目配りしながら対応している。就職活動の合間をみながら続けたい」と話し、佐野さんは、「みんな熱心に取り組んでいる。これからも続けて参加したい」と話した。
houkago2.jpg 同校では、5年前から苦手な単元や理解不足の単元を、放課後に集まって復習する学習会を開き、退職した教員や校長・教頭、教員らが指導にあたり継続してきた。
 現在、週3回開かれ、1・2年生は苦手な教科を克服し、3年生は受験勉強対策などで参加し、帰宅前学習に取り組んでいる。この他、定期テスト直前に年4回、長期休業中に2回実施している。
 3年生の鈴木慎之介君は、「勉強が捗り、学生ボランティアは丁寧で分かりやすい」と話し、1年生の女子は、「初めてのテストで、点数が採れるのか不安。数学を頑張りたい」と話した。
 学校関係者は、「取り組みが定着し、子ども同士で教えあったり確立してきたと思う。学生ボランティアが来ることで、聞いてみたいことにも取り組める。今後も継続していきたい」と話した。
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