ジャナグルツアー打上げ!小樽で天ぷらに舌鼓


0710jenaguru1.jpg アフリカ大陸南部の内陸国「ジンバブエ共和国」から、ダンスと歌のグループ「ジャナグルJr」が、沖縄から北海道まで日本ツアーを展開中だったが、7月10日(金)の小樽・北手宮小学校での最終公演を終え、日本ツアーを無事完結させた。
 小樽出身の高橋朋子さんが主宰するアフリカ・ジンバブエの首都ハラレのジャナグルアートセンターの生徒12〜14歳の男子4名と先生による5名のグループが、ジンバブエの伝統楽器ンビラの演奏と歌、古くから伝わるダンスを、各地で披露した。
 同ツアーは、6月1日に空路で福岡に到着。1ヵ月半に及ぶ公演を沖縄・九州・関西・北陸・北海道などで展開した。
 アフリカ大陸独特の楽器の演奏で、身体全体が躍動するダンスは各地で好評を博した。公演の最終地は、高橋さんの出身地小樽で、6月24日から北海道ツアーを行っていた。
0710jenaguru2.jpg ツアーのメンバーは、主宰者の高橋さんと先生のClive Malunga(クライブ・マルンガ・54)、Tichafara Makomborero(ティチャファラ・マコンボレロ・12)、Vincent Matuso(ビンセント・マトゥソ・15)、Joseph Phiri(ジョゼフ・ピリ・13)、Tambirai Naine(タンビライ・ナイネ・13)の6名。
 ツアーの最終日となった7月10日(金)、北手宮小での公演を終えた一行6名は、市内色内1の天ぷら専門店「梵(そよぎ)」(作佐部直哉店主)で、打上げを行った。
 目の前で、店主が器用に揚げる天ぷらに、皆、興味津々で見守る中、初めて味わう本格的な揚げたての天ぷらに「おいしい、おいしい」を連発して、大きな目を輝かせながら舌鼓を打っていた。
 先生のClive Malunga(クライブ・マルンガ)さんは、「私は3度目の日本だが、日本人はいつも親切でやさしく接してくれ、とてもありがたく感謝しています。今回のツアーも大成功で、子供たちは、まだまだ日本に居たいと言っています。ツアーの最後にこんなゴージャスな日本の料理を食べることができてとてもしあわせ。0710jenaguru3.jpg天ぷらを揚げるのはすごいパフォーマンスで、店主の腕にもとても感心した」と述べていた。
 高橋朋子さんは,「沖縄から北海道まで、人々の厚意の手の上を全力で走らせてもらうようなツアーだった。一日一日を終えるだけで精一杯だったが、日本中のたくさんの人たちのおかげで、無事にツアーを終えることが出来て、感謝の心でいっぱいです。これからその日々をなぞりたい。日本には、こんなにたくさん良い人がいて、本当に素晴らしい」と話した。
 なお、一行は、7月12日(日)に、新千歳空港から遠路アフリカに帰る。
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