雑貨ファンが殺到! ZAKKA SAKKA carnival vol.3


 小樽近郊の作家が集結する「ZAKKA SAKKA carnival vol.3」が、7月12日(日)11:00から18:00まで、小樽運河プラザ(色内2)3番庫ギャラリーで開催された。小樽をはじめ、ニセコや札幌などの雑貨作家など28店舗が集結した。
zakkasakka3-1.jpg 「ないから作る ゼロから造る みんなで創る」をテーマに、オリジナルバッグ作家で主催者代表の吉田真樹さん(zakka de ALTO)が、個性的な作家に参加を呼びかけ、今年で3年目の開催となった。
 待ち焦がれていた雑貨ファンが、開店と同時にどっと訪れ、手作り雑貨やアイディア満載の品々を手に取ったり、作家に話を聞いたりして賑わった。初出店も13店舗と多く、個性的な商品が並んでいた。
 ニセコ在住の帽子職人・沼尻賢治さんの店「The Mad Hatter, Niseko」は、オーダーメイドの帽子屋さん。ニセコの町が好きで、東京から移住して3年目。希望するデザインやサイズ・素材を細かく聞き、要望に応えた帽子の製作に取り組んでいる。
 寒い北海道の冬に対応したスコットランド製のハリスツイードの布を取り寄せ、保温性があり、機能性を重視した帽子や、カヤッカーの要望に応えたつばに芯を入れた「アンガス」や、つば広くした帽子「ひまわり」などが並んでいた。
 沼尻さんは、「初めて参加し、お客さんや作家さんに出会える貴重な機会となり、楽しみにしている」と話した。
zakkasakka3-2.jpg 市内梁川通り商店街に店舗を構える「Jeans Shop LOKKI」も初出店。店舗でも販売中のフェアトレード専門のブランド「ピープル・ツリー」のウェアを販売。環境に配慮したオーガニックコットンを使用したシャツやワンピース、また、アメリカ直輸入のロックTシャツは、ロンパースから大人まで、幅広いサイズで対応。
 フェアトレードとは、発展途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することによって、生産者の持続的な生活向上を支える仕組み。
 LOKKIさんに委託販売している人気作家「Small Factory」は、可愛い布やペイントした布を素材に、ポーチやクッション、バッグなどを手作りした1点もの。
 「トルコ雑貨ボル」では、トルコ人の店主クサル・ムスタファさんが接客。トルコのお守り「ナザールボンジュウ」のブレスレットや壁掛け、トルコ石のペンダントやトルコのカラフルなタイル、マグカップなど、トルコ直輸入の品々が並んでいた。
 2回目参加の小樽在住の原美香さんの「Rabbit Natch」では、国産の高品質の革を使ったレザー小物やバッグ・ブローチなどを販売している。おすすめは、カエルをモチーフにした財布やポーチ。
zakkasakka3-3.jpg 中央市場に店舗を構える「hokkaiya」の安心して使える手作り石鹸やルームフレグランス、ブローチや小物などを販売。どれもオリジナルティ溢れる品々に、来場者は購買意欲をそそられ、様々な雑貨を見て楽しみ、気に入った物を買い求めていた。
 雑貨ではないが、市内の山上菊池商店では、余市・仁木・赤井川などの農家直送の野菜を販売。スイカやかぼちゃ・トマトなど旬の野菜が並び、南米直輸入の酸味が少ないコーヒー豆を販売する「tocchan cafe .com」は、プロスノーボーダーで店主の戸崎啓貴さんが、遠征中イタリアで出会ったコーヒー豆に魅了され、酸味の少ない鮮度に拘ったコーヒー豆を提供。
 市内在住の女性は、「見ているだけで楽しい。女性なら誰でも雑貨を見るのは趣味みたいなもの。1日限りなので、できれば、2〜3日開催してほしい。混雑しているので、ゆっくり雑貨を見たい」と話した。
 The Mad Hatter, Niseko
 Jeans Shop LOKKI
 トルコ雑貨ボル
 tocchan cafe .com
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