おたる潮まつり 熱い3日間開幕!

 夏の小樽の最大イベント「第49回おたる潮まつり」が、7月24日(金)から26日(日)の3日間の日程で開幕した。
 小樽港第3号ふ頭基部及び市内中心部を会場に、「海への感謝と 郷土小樽の発展を全市民をあげて祈念する」をメインテーマに、「真夏の神 降臨」をサブテーマに、熱いまつりが繰り広げられる。
0724usiofurekomi3.jpg 初日の24日(金)は、YC小樽よみうり杯カラオケチャンピオン大会や第5回おたる潮まつりで石原裕次郎を唄うの予選会をステージで開催。
 18:00から、まつりの始まりを告げる「潮ふれこみ」が、山二わたなべ前を出発し、梁川通り商店街から都通り商店街、駅前通り、まつり会場まで踊り歩いた。
 先頭の小樽若潮太鼓・小樽潮太鼓による迫力ある打演が響いた。潮音頭や潮踊り唄に合わせ、揃いの浴衣で、ミス潮と杉江俊太郎実行委員長が先導する役員梯団、藤間扇玉社中、若柳福乃社中、潮梯団と続き、市内中心部を華やかに踊り歩き、まつりムードが高まった。沿道には、ふれこみ見物に市民や観光客が繰り出し、賑わいを見せた。
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 中央ステージ前に潮ふれこみ梯団が次々と到着。19:30から開祭式が開かれた。松明の炎の中、小樽潮太鼓保存会と小樽若潮太鼓の揃い打ちが鳴り響き、水平線彼方の水深き場所から組み上げられた御神水が奉納された。
 点灯式では、カウントダウン後、”どんどこざぶーん”の掛け声ともに、一斉に提灯の灯りが点灯。まつりの開祭を祝い、小樽の熱い夏まつりが開幕した。再び、ステージまで踊りの輪が続いた。
 今年も、初日と最終日に花火大会を開催。初日には1,000発が打上げられ、最終日には2,000発を予定している。
0724usiofurekomi4.jpg 20:00、まつりを楽しむ浴衣姿のカップルや友達同士、家族連れが会場を埋め尽くし、夜空に大輪の花火が打ち上げられると、観客から歓声が沸き起こっていた。会場には、123店舗の露店が軒を連ね、まつりを楽しむ人々で賑わった。
 観光船乗り場前では、第10回B-1グランプリin十和田に出店する、小樽あんかけ焼そば親衛隊・オホーツク北見塩やきそば応塩隊・第746なよろ煮込みジンギス艦隊・釧路ザンタレなんまら盛り揚げ隊の道内4団体が、自慢のご当地グルメを持って参加し、まつりを盛り上げた。
 25日(土)は、まつりのメインイベント”潮ねりこみ”が、13:00に花園クリーンロードを出発する。今年度は、来年3月に閉校となる手宮西・北手宮・色内小学校が参加。一方、稲穂小学校では120周年を記念して、児童・保護者・関係者が多数集まる大梯団で出場する。その他、町内会や幼稚園、企業など89梯団約7,000人が参加を予定し、市内中心部を踊り歩き、まつりのクライマックスを迎える。

 ねりこみに自由に参加できる”とびいりDE踊り隊”は、1回目14:00、2回目17:30までに花園グリーンロードに集合。市外の18歳以上の参加者には、先着100名に潮オリジナルてぬぐいをプレセントする。
 26日(日)は、潮船団の海上パレード”潮わたり”や神輿宮入りなどが行われ、花火大会、潮太鼓打演、最後は潮音頭で3日間の夏まつりは閉幕となる。
 おたる潮まつり
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