夏休み終わり元気に登校!小学校で2学期の始業式


 小樽市内の24の小学校で、8月19日(水)、一斉に2学期の始業式が行われた。学童たちは、7月25日(土)から25日間の夏休みを過ごし、普段できない経験や思い出を胸に、元気に登校した。
0819kitatemiya1.jpg 北手宮小学校(柴田眞公子校長)は、全校児童10名が全員元気に登校し、9:45から体育館で始業式が開かれた。
 柴田校長は、「事故もなく、学校に登校する姿を見てほっとした。みんな日焼けしてにこにこして、楽しい夏休みを過ごしたと思う。長崎市で平和について勉強した人や、バスケットの全道大会に参加した人など、とても充実した夏休みを過ごせたと思う。2学期も、10人だからできることを考え、全校児童の合唱や太鼓の打ち方も習い、勉強もさらに力をつけよう。どんどん力をつける2学期になるよう、目標を見つけて頑張ろう」と話した。その後、元気に校歌を歌い、式は終了した。
 小樽青年会議所が主催して、手宮地区の4つの小学校(色内・北手宮・手宮西・手宮)の5・6年生16名を募り、長崎市(長崎県)を訪問する事業を実施。平和記念式典に参加し被爆施設等を見学した。
0819kitatemiya2.jpg 参加した同校・川嶋時新君(小5)は、「原爆資料館やハウステンボス、三菱重工長崎造船所など2泊3日で参加し、楽しかった。原爆が落ちた場所は、悲しくて怖かった。戦艦武蔵や大和を建造した造船所などを見学し、貴重な体験をした」と話した。
 同校は、来年3月に閉校となり、手宮中央小学校への統合を控え、最後の1年間、様々な取り組みを行っている。
 地域住民の小樽潮太鼓保存会のメンバーに太鼓を教わり、運動会や北手子どもまつりなどで打演を披露し、今後も練習を続けることにしている。
 交流学習では、1学期にはゲームで交流、2学期は、8月28日(金)に、統合する4校が合同で遠足を実施する予定。
 なお、2016年2月20日(土)11:00から同校で閉校式を実施し、同日、ニュー三幸(稲穂1)で18:00から惜別の会を予定。卒業生や市民等の参加者を募っている。問合せ:0134-23-8518、FAX:0134-23-8519 北手宮小学校
 市内14の中学校は、8月24日(月)から2学期が始まる。