アニメキャラやコスプレで賑わう!小樽アニメパーティー開幕

 小樽の町がアニメやコスプレで賑わう「小樽アニメパーティー2015」(武藤修実行委員長)が、9月5日(土)・6日(日)の両日に開催。商店街空き店舗の活用や観光客誘致により地域活性化を図ることを目的としている。
 5日(土)11:00過ぎ、小樽都通り商店街BUDO-KAN前で、同・武藤実行委員長をはじめ、同PR大使の大林宣裕氏がMCを務め、開会式が開かれた。
animeparty2.jpg アニメキャラクターのステッカーや塗装で装飾された痛車(いたしゃ)が、開会式ステージ前を通過し、同商店街に約30台の痛車がずらりと展示され、コスプレしたミス小樽も駆けつけ、会場は盛り上がりを見せた。
 森井小樽市長は、「アニメの中で小樽の町が使われ、アニメを通じて小樽の町が全国の方々に伝わっていることを実感し、盛大なアニメパーティーとなり、この町の盛り上がりに繋がるよう祈念する」と挨拶した。
 11:30から梁川商店街特設ステージで、北海道のPR活動をするアイドルの卵・北乃カムイが登場し、昨年に引き続きライブステージが開かれた。
 北乃カムイは二次元のキャクターのため、ステージに登場する時は、シンガーやMCで活躍のShihoさんが務めている。オリジナル曲を含めて4曲を熱唱し、曲に合わせて踊ったり、声援を贈るファンがステージ前を取り囲んだ。
animeparty1.jpg Shihoさんは、「コスブレ文化がもっと小樽に馴染んてもらいたい。レンガの建物などロケーションが良く、このパーティーを通じて小樽の活性化に繋がれば」と話した。
 梁川商店街では、小樽市消防本部の地上高40m伸びるはしご車や、小樽開発建設部からロータリー除雪車と除雪ドーザを、陸上自衛隊からは指揮通信車と小隊指揮装置車を展示し、来場者に解説したり、乗車体験を実施した。また、消防署員や自衛隊員の制服を貸出し、コスプレ体験もできた。
 また、小樽ビールやたこ焼き、石窯ピザ、玄米おにぎりの移動販売車も並んだ。
 子ども用2点を含む37種類のレンタル衣装を用意して、コスプレにチャレンジしたい人の受付カウンターを設置。1時間1,000円で楽しむことができる。
 都通り商店街にずらりと並んだ痛車は、車体一面に初音ミクを装飾したものや、アニメのキャラクターのステッカーを張ったものなど約30台が集結し、通行人の注目を集めた。中には、自転車やバイク、バスもあった。

 苫小牧在住の芳形虹太さん(20)は、日産キューブにDMM.comが開発したゲームの艦隊これくしょんのキャラクターのステッカーを張り、後部にはフィギュアも展示し痛車歴1年4ヶ月。芳形さんは、「車を見て写真を撮ったり、ツイッターにアップしたり、楽しんでもらえると嬉しい。痛車を通じて、仲間ができ、共通の話題で会話も弾み楽しい」と話した。
 千と千尋の神隠しに登場するカオナシや紅の豚の主人公ポルコなどのコスプレヤーが、小樽の町に繰り出し、いつもより大勢の人が行き交い賑わった。
 6日(日)も10:00から20:00まで開かれ、市民センター(色内2)マリンホールでは、13:00からアニソンステージ、15:00から北海道発のキャラクターフランチェスカの声優ステージや、北海道を拠点に活動するラバールステージプランニングのライブステージ、18:45からは、北海道出身の長妻樹里のライブステージを予定している。
 駅前第1ビル会場では、コスプレ撮影スタジオや出張メイドカフェを開設している。
 小樽アニメパーティーHP
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