小樽育成院 長崎屋で介護相談フェア


 社会福祉法人小樽育成院(オタモイ1)は、9月1日(火)・2日(水)の両日11:00から16:00まで、長崎屋(稲穂2)1階公共広場で、介護相談フェアを実施した。
kaigofear1.jpg 今年で7回目となるこの取り組みは、介護負担を抱えている人や実際に介護を受けている人、受けたい人の介護による悩みや相談を受け、介護保険や介助技術について、より多くの人に知ってもらうことを目的としている。
 同法人の養護老人ホーム小樽育成院・特別養護老人ホームやすらぎ荘・オタモイデイサービスセンター・オタモイケアプランセンター・小樽市北西部地域包括支援センターの5人の管理者や生活相談員が、会場で無料で相談に応じた。
 初日には、30〜40人ほどの相談を受け、主な相談内容は、入所方法や金銭面など、将来の不安を感じている人が多かったという。
kaigofear2.jpg 昨日相談を受けた担当者は、ひとり暮らしの高齢者が不安に思っていること、雪や住宅の問題、交通の便などについてや、入所や利用時に必要な経費や制度が変わった点は何かなどの相談を受け、除雪ボランティアを紹介したり、病院のケアービスや介護保険の使い方などをアドバイスした。
 その他、会場には、小樽育成院関連施設と同包括支援センター内容をパネルで紹介した。特別養護老人ホームやすらぎ荘は、部屋の様子や設備、地域とふれあう祭りや行事など楽しむ様子などを紹介していた。
 会場は、買い物客が行き交い、高齢者が待ち合わせる場所にもなっていて、比較的人通りが多い場所。生活相談員らは、来場した市民の相談に丁寧に対応していた。
 オタモイデイサービスセンター加藤公章生活相談員は、「市民の相談や不安の解消に役立ち、法人の内容をこの機会にお知らせしたい」と話した。
 小樽育成院
 関連記事