金メダリストが指導! ノルディックウォーキング


nordicwalking1.jpg 専用のポールを使用して歩くノルディックウォーキングを楽しもうと、「すこやかロードを歩こう!inおたる」が9月13日(日)に開かれた。
 リレハンメルオリンピックノルディック複合団体金メダリスト・阿部雅司氏を講師に迎え、ノルディックウォーキングの基本動作等を分かりやすく指導し、また、金メダルへの秘話についても語った。
 あいにくの雨のため、いなきたコミュニティーセンター(稲穂)4階体育室に会場を変更し、市内や石狩市の5つのウォーキングの会の活動報告と、ノルディックウォーキングの講習会が開かれた。
nordicwalking2.jpg 8月末までの申込者は182名だったが、当日の参加者は、岩見沢をはじめ市内外から65名が参加し、小樽健康づくりウォーキングサポーターの会会員41名も会場に集まった。
 ノルディックウォーキングは、年齢を問わず気軽にできる運動のひとつで、市民にも徐々に浸透しつつある。
 公益財団法人北海道健康づくり財団は、道民自ら健康運動を推進するための環境整備のひとつとして、身近で気軽に楽しくウォーキングを行うためのコースを設定し、その環境を広く道民に提供することを目的に、これまで86市町村168コースを認定している。
 市内では、平成20年に長橋なえぼ公園ウォーキングコースが認定を受けている。天候が良ければ、このコースを利用してのウォーキングを楽しむ予定だった。
nordicwalking3.jpg 活動報告会では、市内で活動するおたるストックウォーキングの会や、杜ひろノルディックウォーキングサポーターの会、望洋ふれあいサロン・ノルディックウォーキングの会などの代表から、日頃の活動内容が報告された。また、石狩市のウォーキングの会は、視察を兼ねての参加。
 阿部氏は、1965年8月北海道留萌郡小平町出身で、ノルディック複合のアスリート。1992年リレハンメルオリンピックや世界選手権の団体戦の金メダリスト。現在、東京美装北海道株式会社に勤務している。
 ウォーキング講習会では、普段使わない筋肉を使い良い効果が得られるというノルディックウォーキングの利点や、ポールの高さや肘の高さなどの基本について、詳細な説明がされた。
nordicwalking4.jpg ポールを使ったストレッチやエクササイズの手本を説明。アスリートのトレーニングに取り入れられている斜面を利用してのポールランニングをビデオで紹介した。
 準備運動後に、会場でいよいよノルディックウォーキングを実践した。床を守るための敷物の上で、阿部氏やサポーターの手本を見ながらノルディックウォーキングを体験し、心地よい汗をかいていた。
 銭函・桂岡地区の住民が集まる「きままにウォーキングの会」は、結成して7、8年目で、週1回ウォーキングを楽しみながら、花を見たり、美味しい食物を食べたり、趣味を楽しむ会。雪の日も雨の日も行われ、時には山に登ったり、市外に出かけたり、山菜採りなども楽しんでいる。今日は5名で参加し、「とても参考になりました」と満足していた。
 すこやかロードを歩こう!inおたる
 すこやかロード認定市町村及びコース概要