芸術の秋! 老壮大学作品展示会


0915rosodai1.jpg 第38回小樽市老壮大学作品展示会が、市立小樽美術館(色内1)1階市民・多目的ギャラリーを会場に、9月15日(火)〜17日(木)と18日(金)〜20日(日)の2部に分かれて始まった。
 現在、同大学には60歳以上の市民245名が所属し、そのうち238名による作品を展示し、芸術の秋にふさわしい見応えのある作品展となっている。
 15日(火)から17日(木)までは、書道科かなⅠ(22名)と書道科かなⅡ(33名)、絵画科Ⅰ(15名)と絵画科Ⅱ(19名)、園芸家の個人と寄せ植えの作品を展示している。
0915rosodai2.jpg 出展する学生は、9:00に作品を持参して展示を行い、12:00から開会式が開かれた。テープカットで祝い、賑わった。
 書道科かなは、午前中に講師に学び、午後まで居残り作品づくりに取り組む熱心な学生が多く、作品も多種多様で、生活様式の変化に合わせ、洋間にも掛けられるようにアレンジを加えた作品など、長年積み重ねた成果を発表している。
 園芸科は30名が所属し楽しく学んでいる。作品展に合わせ、花の開花を調節する短日処理を施すなど、丹精込めて育てている。オオケダテやススキ、ガマの穂などグループ作品の寄せ植えも展示している。フウセンカズラやひょうたんの鉢植え、食べたマンゴーの種を植え、8年目にして実が稔った自慢の作品もある。他にもインパチェンスなど種から育てた花も多い。
0915rosodai3.jpg 絵画科は、ほどんどが水彩画の作品だが、油彩など素材を自由にするために水彩科から絵画科に変更し、活き活きとした作品が並んでいる。
 同事務局・上泉求さんは、「絵画や書道作品など、この展示会に留まらず、市展へ出展したり、ステップアップしている。この機会にご覧いただきたい」と話した。
 老壮大学では、バス遠足や研修旅行など、年5回の特別講座を実施している。各講座に空きがあれば、随時、入会を受け付けている。
 18日(金)から20日(日)までは、10:00〜17:00(18日12:00から、最終日は15:00まで)、書道科漢字Ⅰ・書道科漢字Ⅱ・絵手紙科・俳句科・版画科・盆栽サークルを展示する予定。
 問合せ:小樽市老壮大学事務局 0134-27-3120(兼FAX)
 小樽市老壮大学
 関連記事