"秋のみやこ市" 小樽都通り商店街

 小樽都通り商店街の秋の恒例行事「秋のみやこ市」が、9月19日(土)から22日(火・祝)までの3日間、バールンを飾るアートストリートや無農薬野菜市、人気のじゃがいも即売会など豊富な催しが用意され、市民をはじめ観光客を楽しませている。
 初日の19日(土)は、毎週土曜日開催の無農薬野菜市が11:00から始まり、12:00からはもちつき大会を実施し、つきたての餅を販売した。
0919miyakoichi1.jpg また、都通り蚤の市も同時に行われ、絵画や彫刻、クラフト、手芸など手作り品を販売。風堆の会の絵手紙展・パステルアート展も開かれている。
 小樽商科大学写真部8名が、全国各地で「光」をテーマに撮影した写真展を開催している。L版から4つ切りまでのカラー写真を工夫して展示し、通行人にアピールした。当番の部員数名が開催期間中常駐し、ポストカード販売と写真についての質問等に対応している。
 部員のひとりは、「いろいろな世代が写真展を見てくれている。写真展に来る目的ではない人の感想が聞けるので参考になる」と話した。
 手芸のぎんざ前では、手作りワークショップを開催。3年前から参加している「ハンドメイドマーケットこさえる」メンバー2人は、タッセルメーカーで作るタッセルチャームやコサージュ(有料)を指導。制作時間20分ほどで完成し、低学年の小学生からも参加できる。参加者は、「手芸を始めるきっかけ作りに毎年参加している」と話した。日替わりで、ひよこストラップなど道具を使って簡単な手作り体験ができる。
0919miyakoichi2.jpg 9回目となるアーケードをバルーンで飾るアートストリートは、今年もKuroさんとカームさんが中心となり、小樽笑店の学生10名が手伝い、「恐竜」をテーマにバルーンを使い「ジュラシック・アーケード」を作った。約5,000個のバルーンを使い、1週間がかりで完成させた。アーケード内には、バルーンのアーチや、恐竜を代表するティラノサウルス・ステゴサウルス・トリケラトプスなどの6体をはじめ、色とりどりのバルーンの花などを飾り、会場を華やかにしている。
 天井まで届きそうな巨大ティラノサウルスの出現に、買い物客や通行人らが足を止めて眺め、恐竜と一緒に撮影する家族連れの姿もあちらこちらで見られた。
0919miyakoichi3.jpg カームさんは、「毎年様々なテーマを考え、今年は恐竜に決め、子ども達がワクワクし楽しめるように展示している。今年は、大道芸人が集結したり、ジャグリングパフォーマンスを披露する。毎日楽しめるようイベントを用意している。多くの方々に会場に来ていただきたい」と話した。
 21日(日)・22日(月)13:00からは、小樽笑店主催ミニゲームやバルーンアート教室、21日(月)11:00から16:00まで大道芸が集結するフェスティバル、同13:00からは、真狩の新じゃがいも1トンを用意し、バケツ1杯100円で提供するなど、人気のイベントが目白押しだ。
 小樽都通り商店街
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