ファンタスティックな光景! 北運河バルーン点灯

 北運河周辺を活用した新たな周知を図ろうと、一般社団法人小樽青年会議所(小野英紀理事長)の創立60周年記念関連事業「北運河ルネサンス」が、9月19日(土)・20日(日)の両日13:00から21:00まで実施されている。
 メインイベントの「イルミネーションバルーン」は道内初とされ、北運河の護岸や艀、運河散策路、運河公園や噴水の中に300個のバルーンを点灯させた。
kitaungarena1.jpg イルミネーションバルーンとは、直径90cmの白色の風船の中に、色とりどりのLEDライトを点灯させたもの。同会議所の建設関係の仕事に携わるメンバーの協力により、既製のバルーンを購入し、他は試行錯誤で手作りした。
 前日の18日(金)13:00から、同会議所のメンバーが電線を張る作業に取り掛かり、夜を徹して行われ、午前4:00に無事設置を完了させた。
 初日の19日(土)は、午後からあいにくの雨が降り出し点灯が危ぶまれる中、予定時間を1時間遅らせ安全確認後の18:00に一斉に灯りが灯され、幻想的な光景に包まれた。
 北運河周辺は、色とりどりのバルーンが浮かび、赤やピンク・黄色・青・緑と変化し、雨で出来た水たまりや噴水の中、運河にも、バルーンの影が映し出され、幻想的な光景に包まれた。
 飲食ブースも設置され、北運河ビアガーデンが開店。色とりどりのバルーンが織り成すファンタスティックな光景を眺めながら、会話や飲食を楽しんだ。
 昼間は、小学生を対象に北運河散策ツアーを実施し、約30名が参加した。歴史的建造物に設置されたチェックポイントを巡り、クイズや課題を楽しみながらゴールを目指した。参加者は、運河クルーズに乗船し、秋の運河を楽しんだ。手作りおもちゃ製作体験も行われ、万華鏡や割り箸パチンコ、ぼっくりづくりに挑戦した。

 小野理事長は、「雨となったが、初めての企画で高揚感があり、イルミネーションバルーンが無事点灯し、ひと安心している。明日はぜひ晴れてもらいたい。準備には、大勢のメンバーが徹夜で協力し感謝している。メンバー同志の絆も深まった。運河公園で開催され、小樽が大好きなメンバーの思いが表現できたと思う」と話した。
 市内在住の山本雪乃さん(小4)は、「万華鏡づくりや散策ツアーに参加し、スタンプラリーや初めて運河クルーズに乗り楽しかった。イルミネーションバルーンは、互い違いに並べてあり、光が綺麗だった」と感想を話した。
 20日(日)も13:00から、手作りおもちゃ体験や飲食ブースが開店。14:00から16:00まで北運河散策ツアー、17:00から21:00までイルミネーションバルーンを点灯する予定。
 小樽青年会議所
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