海も山も大荒れ!市内に降雪と強風

 10月25日(日)、北海道付近は強い冬型の気圧配置となり、強風を伴う雨や雪が降り、小樽市内でも、海上は時化、山間部は吹雪、平地でも雪が積もり、市民は、車のタイヤの交換など冬支度を強いられた。
1025weather1.jpg 市内では、平年より20日早く、昨年より14日早い、10月13日に初雪を観測した。札幌では25日未明に初雪を観測した。
 南小樽海岸では、強風が吹き荒れ、轟音とともに波が強く押し寄せた。時折、海岸線に伝う線路まで、波のしぶきが被っていた。
 道道1号小樽定山渓線は、ダム記念館から小樽市朝里川温泉1丁目朝里峠トンネルまで、積雪のため通行止め。北海道地区道路情報
1025weather2.jpg 朝里ダム湖畔にある記念館(朝里川温泉2)は、10月末まで10:00から16:00まで開館しているが、ダム周辺は、真冬を思わせるほどの吹雪となり、ダムが見えない状態で雪が積もった。
 望洋台からキロロへ抜ける道路も吹雪状態が続いた。天神町は、車道にも雪が積もり、辺りは真っ白。天狗山も雪化粧し、観光客は寒そうに雪と戯れていた。
1025weather3.jpg 塩谷海岸は強風が吹き荒れ、波が轟々と海岸に打ち寄せ時化が続いた。市内各所で降雪量の違いはあるものの、終日、雪や雨の降る荒れた天気が続いた。
 札幌管区気象台によると、25日夕方までに落雷や突風、ひょうに、深夜にかけて突風や湿り雪、26日昼前まで雨や雪が降り、低温による農作物の管理の注意を呼びかけた。
 JR北海道は、15:30現在、列車の遅れに関する情報はなかった。
 JR北海道-列車運行情報
 JAL運航情報
 北海道の初雪(札幌管区気象台)