消防長特別点検 火災防御・救助訓練

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 小樽市消防本部は、消防士の日頃の訓練の成果を点検する「警防技術訓練消防長特別点検」を、10月6日(火)・7日(水)の両日、9:30から11:30まで、市民消防防災研修センター(天神2)で実施した。
1007firetraining1.jpg 2日目の7日(水)、各出張所ごとに4名が1組となり、38名の消防士が訓練に参加した。明井隆生消防長をはじめ管理職10名、消防団6名と非番の消防士など30名が訓練の様子を見守った。
 はじめに行われた火災防御訓練では、住宅密集地で道路幅員が狭く、車両の接近が不可能で、火点まで障害物(足場)等があり、隣接建物へ延焼しているとの想定で開かれた。
 各署所のタンク隊4名(1組)が、2組ずつ実施。各隊員が消防車両に乗車後、赤色回転灯を点灯し、赤旗の合図で訓練が始まった。
1007firetraining2.jpg 消防車両からハシゴとホースを担ぎ出し、細い道を通過し、3.6mの高さの足場にハシゴを使って上りホースとともに降り、地上と空中の2ヶ所の標的をめがけて注水が完了するまでのタイムを計測した。消防士は、声を掛け合いながら迅速に行動していた。
 救助訓練は、5名のレスキュー隊員が参加。工場(訓練塔)地下受水槽内部を補修中の作業員1名が 梯子(高さ約4m地点)から転落し意識を失っていることを想定して行われた。要救助者はダミーを使用した。
 工場に見立てた訓練塔は高さ7mあり、要救助者の引き上げ救助を行う。地下受水槽は、内部が腐食し酸欠を想定。2名の進入隊員は、空気呼吸器を着装し、ロープを使って降りた。
1007firetraining3.jpg
 バックボードによる全脊柱固定を行い、救助資器材を活用し要救助者を運び、ロープで引き上げ救出した。最後の進入隊員が訓練塔(3階)に登はんしところまでのタイムを計測した。2つの訓練ともに、各隊員のチームワークや正確さと迅速さ、安全管理について確認した。
 奈良信弥消防課長は、「キビキビして失敗もなく、普段の訓練の成果を出していた。今後、過信することなく、訓練を踏まえて頑張ってもらいたい。これから、降雪時期となり滑る状況となるが、安全管理を含めて取り組んでもらいたい」と話した。
 小樽市消防本部HP