第3回国際スポーツ雪かき選手権 2/27に開催


 厄介者の雪を地域資源に見直す「第3回国際スポーツ雪かき選手権 in 小樽2016」が、2016(平成28)年2月27日(土)に、おたるマリン広場(第3号埠頭多目的広場)をメイン会場に開催される。30チーム(1チーム4〜8名)・約200人の募集を開始した。
 2014(平成26)年に始めたこのイベントは、スポーツの力で高齢化に伴う除雪問題を解決し、地域の活力再興と交流促進を実現しようと、社会人、大学生などの有志によって構成された同実行委員会(佐藤慶一委員長)が、一般社団法人日本スポーツ雪かき連盟(松代弘之代表理事)主催・公認のもと開かれる。
 新たに、ニセコの旅行会社・スキージャパントラベルと提携し、外国人旅行客を集めてツアーを組み、バス1台をチャーターして参加する。
 また、スポーツ雪かきの競技性を高めるため、地元の大学生(現在4大学10名)により構成された「プロジェクトY!」(清友一希リーダー)を発足させ、ルールの公平性を高め、レギュレーションの改善に取り組む。
 すでに、3回の会議を開き、「ルールを事前に試し、当日の競技運営を迅速に行うようにしたい」と清友リーダーは意気込む。
 競技内容は、9:00から12:00まで、参加者とスタッフで、市内の松ヶ枝町の高齢者居住地域の生活道路を雪かきし、排雪までを行う。
 13:00にマリン広場で開会式を行い、スノーショべリング&ムーブトライアルを実施。1チーム8名まで参加でき、競技は4名で行い交代可能とした。1.8m×0.9m×0.9mの雪の塊をスコップで崩し、スノーカートで10m離れた地点に運びタイムを競う。第2回目は、2分17秒が最速記録。
 14:50からは、スノーマンコンテストを実施し、1時間以内に雪だるまを作り、大きさ・数・装飾をポイントに競う。今回から、1チームにつき選手の国旗を4本まで掲げることができ、ポイントの対象となる。
 また、来場者にも採点に参加してもらい、飲食や滑り台コーナーを設置し、雪かきが体験できる。16:00から会場を移し、小樽ビール(予定)で表彰式と懇親会が開かれる。
 *申し込みは、国際スポーツ雪かき選手権HP
 *締切1月27日(金)
 *参加費1名2,000円(昼食代・保険代・用具レンタル代含む) 懇親会1名3,000円
 *問合せ 090-2693-4026 国際スポーツ雪かき選手権実行委員会事務局・本間慧一
      090-1702-6079 一般社団法人日本スポーツ雪かき連盟・松代弘之
 関連記事1 関連記事2
yukikaki.jpg