パソコンでカレンダー作り!市総合博物館


 新年を迎える準備として、小樽市総合博物館(手宮1)は、2016年版のパソコンでオリジナルカレンダーを制作する講座が、年の瀬迫る12月26日(土)・27日(日)・28日(月)の3日間、同館・2階研修室で10:00から12:00まで開かれている。各日6名の定員を超える参加者が集まった。
calender1.jpg 初日は、小学生から大人まで7組が参加。同館・東山一成学芸員が講師を務め、エクセル表計算ソフトが必要となる「オーズ・カレンダー・ライブラリーEX」のカレンダー専用ソフトを使用して制作。スタッフ3名が質問などに対応した。
 会場では、ひとりずつパソコンに向かい、カレンダーの書式を設定するために、日付やタイトルなどを決定した。
 あらかじめカレンダーに載せる画像を持参してもらい、画像を拡大したり形をトリミングし、好みに合わせ明るさなども調節して、思い出の画像をカレンダーに貼り付けた。スタッフが確認のため試し印刷し、開始から1時間ほどで、次々とカレンダーが出来上がった。
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 A2サイズで2枚、A1サイズで1枚のどちらかを選択し、追加は有料で受け付けた。
 佐藤蓮太君(6年)と妹の優來さん(4年)は、母親と3人で参加。蓮太君は、少年野球で投げる打つ走る自分の画像3枚を載せて、12ヶ月分のカレンダーをA2 サイズで3枚印刷した。優來さんは、ピアノの発表会の画像を使用した。
 母親は、「思った以上に大きくて良くできた。おばあちゃんにもプレゼントします」と喜び、蓮太君は、「難しかった」と話した。
 東山学芸員は、「皆さんにパソコンに親しんでもらうことと、同館のポスターやパネルを制作している大型のプリンターを紹介することも兼ねて開いている」と話した。
 27日(日)・28日(月)10:00から12:00まで開かれる。
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