小樽の元旦 雪で隠れた初日の出


 2016年元旦、今年初めてのご来光を拝もうと、各地の日の出スポットを賑わう中、小樽市内は、残念ながら厚い雲に覆われたままで、初日の出は観測できなかった。2012年から続けて初日の出を観測していたが、今年は、全く見えなかった。
sunrise1.jpg 元旦に昇る太陽を見ることは、最初の夜明けとしてめでたいと、日本古来からの風習とされ、煌々と輝く太陽の光からご利益をもらい、一年の無事を祈る人も多い。
 小樽の日の出時刻は7:07。第2埠頭では、時折、雪が激しく降り、灯台の灯りも見えないほど雪が降り続いた。
 小樽運河浅草橋の早朝は、人影もなくひっそりとしていた。温度計はマイナス2.5℃を表示し、この時期としては高めだ。祝津パノラマ展望台でも、日の出を見ようと集まったが、ここでも見ることができなかった。
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 小樽では、2012年に7年ぶりに神々しい初日の出を拝むことができ、2013年は雲の切れ間から僅かに太陽が顔を出した。2014年は日の出時刻に雪が舞い、雲に隠れた太陽が、雲の切れ間からうっすらと顔を出し、僅かな時間の初日の出を祝った。2015年は、予定していた時刻を過ぎた7:36頃、雲の切れ間から太陽が顔を出し、その後、雲が途切れ、眩しいご来光が射し、初日の出を祝った。
 2016年の元旦は、予報通りの空模様となり、雲に覆われたままで、太陽が姿を現すことはなかった。
 初日の出マップ