森井市役所 議事堂で"仕事始めの式"

 小樽市役所(森井秀明市長・花園2)では、正月休み明けの1月4日(月)9:00から、市役所(花園2)本館2階議事堂で、職員約150名が出席して、仕事始めの式が行われた。
 12月28日(月)から6日間の休みが明けた職員を前に、森井市長は年頭の挨拶を述べ、年末年始に勤務した職員をねぎらい、市民協同のまちづくり、副市長を迎え入れるなど、新年度の抱負を交えて語った。
0104otarucity.jpg 「人口対策や経済の活性化を目指す地方創世が国から示され、本市において、小樽市総合戦略を策定し、訪れる人を魅了し暮らす人に優しい、市民幸福度の高いまちづくりを着実に進めたいと考える。より実行性の高い総合戦略とし、これまで以上に市民や組織・団体の力添えが必要となる」と協力を呼びかけた。
 また、「JR駅舎の利便性を図るための銭函駅のバリアフリー化に向けて、本市が主体となり、北海道運輸局やJR北海道の三者の協議会で、駅舎のバリアフリー化のための整備に関する事業計画案を策定し、着実に進めたい」とした。
 3月26日に開通する北海道新幹線についても触れ、「次は札幌までの早期開業を一層強く感じ、新駅周辺のまちづくり計画の策定を進め、新幹線の効果をまち全体で享受できるよう進めたい」と意向を示した。
 今年度の抱負については、「市民協同のまちづくりに向けて、市政における市民参加がさらに加速するよう、新たな取組みを進め、ふるさと納税制度の充実を図り、数年後の日本遺産登録を目指し検討を開始したい。日常生活において、市民の期待が高い除排雪体制の充実については、市民の皆さんに満足できるよう取組みたい。また、新たな副市長を迎え入れ、安定且つ展開力のある1年にし、自治体を含め職員の交流する機会を創り、人材育成やネットワーク構築等に力を入れたい」と述べた。