歩くスキーで体力づくり!からまつ公園で教室開催


 からまつ公園運動場(最上2)を会場に、小学生以上を対象に「平成27年度歩くスキー教室」が、1月9日(土)・10日(日)・11日(月・祝)・14日(木)・15日(金)・16日(土)・17日(日)の7日間の日程で始まった。
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 この教室は、冬期間における市民の健康・体力づくりと歩くスキーの普及を図るために、小樽市教育委員会が主催して開かれている。余市スキー連盟、小樽スキー連盟クロスカントリークラブ(六条祐二会長)の全日本スキー連盟公認講師等10名が指導者となり、歩くスキーの基礎を丁寧に指導。会場を運営する小樽自然の村公社は、スノーモービルでタイヤを引っ張り平らにならし、コースの溝を付けるなど整備を担当している。
 初日は10:00から、小樽からまつ公園運動場運営ハウス2階で開校式が行われ、45歳から75歳までの男女12名が出席(登録13名)。2名以外はほとんどが歩くスキーの初心者だった。
 初めに、六条会長が、「天候に恵まれ良い時期に始まった。最終日の17日に、希望者はバッチテストを受けることができ、能力に応じて参加してもらいたい。指導員も揃い、楽しくリズムに乗った歩くスキーを体験してもらいたい」と述べた。
skywalking2.jpg その後、歩くスキーの服装やスキー用具についての基礎を、余市スキー連盟・土井指導員が説明した。スキーを選ぶ時は、身長プラス20cmの長さを目安とし、ストックは肩くらいの長さが良く、上達するに従い長めのものを使用するよう伝えた。
 ストレッチで準備運動を行った後、いよいよ、スキーを着けて、1周約500mのコースに出た。初めてスキーを着ける参加者は、戸惑いながらも熱心に指導者からの説明を聞いていた。
 経験者と初心者の2班に分かれ、歩く基本動作を中心に練習。ベテラン講師に手ほどきを受け、ゆっくりとスキーを滑らせながらコースを一周した。
skywalking3.jpg しだいに雪が降り出し、冬ならではの景色を眺めながら、スキーとストックを上手に使いコースを滑走。希望者は山間コースへ行き、11:30を目処に練習が進められた。
 初めて参加する70代の男性は、「夏はストックウォーキングをしているので、冬は歩くスキーを楽しみたいと参加した。初めてなので緊張している」と話した。
 他の6日間も、よほどの悪天候にならない限り、10:00から正午まで同会場で、歩くスキー教室が開かれる予定。
 小樽市は、1月7日(木)から3月27日(日)まで、小樽からまつ公園運動場周辺の歩くスキーコースを整備し、休憩所の運営ハウスを開放。歩くスキー用具を無料で貸出している。(月曜日と祝日の翌日は休み)
 歩くスキー事業
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