スイーツ30店舗集結!OTARUスイーツフェスタ

 後志6市町村30店舗の人気のスイーツが集結する「OTARUスイーツフェスタ2016」が、1月23日(土)・24日(日)10:00から17:00まで、ウイングベイ小樽(築港11)5番街1階ネイチャーチャンバーで開かれ、甘い香りに誘われて多くの買い物客で賑わっていた。
 総合人材サービス会社・株式会社ホープ・ワン(天野友嗣代表取締役)が中心となり、実行委員会を立ち上げ、今年で3回目となる。
sweetsfesta1.jpg 小樽の観光や製造業の振興に役立て、伝統ある小樽菓子業界の復権を目指し、ひとりでも多くの人に小樽のスイーツの良さを知ってもらい楽しんでもらおうと実施している。
 天野社長は、「小樽の活性化のために始めた。農業をはじめ、様々な業界と菓子がコラボをして、インパクトを与え盛り上げていきたい。開催を心待ちにしている方々への期待に応えたい」と話した。
 今回新たに裏千家淡交会によるお茶席コーナーや、北海道ワインと田中酒造によるスイーツに合うワインや日本酒の試飲・販売コーナーを設置。つくし牧田による人気の和菓子製作体験に加え、新倉屋による串団子3本の製作体験を実施した。
 会場では、甘い香りが立ち込め、初出店の3店舗を含む30店舗が、自慢の和菓子や洋菓子を陳列し、店主自ら店頭に立って来場者を迎えた。同社の社員も赤いエプロンと帽子姿で「いらっしゃいませ!」と声をかけ、販売に協力した。
sweetsfesta3.jpg 初出店の高橋牧場ニセコミルク工房では、定番の飲むヨーグルトやまんまるスフレを販売。
 ながぬま農園(赤井川村)では、8月末に採れた品質の良い完熟かぼちゃを使用し、素材の美味しさを伝えるかぼちゃプリンと、自家製のブルーベリーを使用したブルーベリーレアチーズケーキをはじめ、パイや焼き菓子を販売。
 普段は、同農園が営むカフェや赤井川道の駅内で販売しており、小樽での販売はこのイベントのみ。代表取締役・永沼隆治さんは、「農園だからできる素材の美味しさを伝えたい」と話した。
 館・BLANCHEは、昨年評判が良かったマッサンが好きだったシュークリームとリタさんのレシピを再現したアップルタルトのほか、小樽雪あかりの路に合わせた「かまくらレアチーズ」を、各日50個限定で先行販売した。真っ白な雪のかまくらをイメージし、オレンジソースの部分にリキュールを入れ、青白い炎を灯すことができる気合の入った1品。
sweetsfesta2.jpg 新倉屋では、このイベントに合わせ、「その場で中身が選べる焼きたてどらやき」を販売し、ブルーベリーやあんこ、クリームなどの具材を選び、会場で焼いたどらやきの皮でサンドする。同社・渡邊充康さんは、「どらやき離れが進む中、好きな具材を組み合わせ、ぜひ試して食べてもらいたい」とPRした。
 北海道ワインでは、特製ナイヤガラと特製キャンベルを店頭に並べ、スイーツに合うワインとPR。担当の竹内浩二さんは、「特製ナイヤガラと特製キャンベルは、酸味より甘味が強く、スイーツにぴったり」と話した。
 田中酒造も、小樽美人シリーズや本みりん、生原酒はスイーツに合うとPRした。
 姉妹で来場した姉の藤田乃々香さん(中2)と妹の柚香さん(小4)は、余市のFRUITS PLANETのブルーベリーのクレープを注文し、「スイーツが大好き。美味しそうな物ばかり」と話し、クレープを食べ「甘くて美味しい」と満足していた。
 その他、あまとうのマロンコロンやクリームぜんざい、中ノ目製菓の各種甘納豆など、ケーキから団子まで様々なスイーツが勢揃い。会場は大勢の人が行き来して、気に入ったスイーツを買い求めていた。24日(日)も、同会場で10:00から17:00まで開かれる。
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