寒さを吹っ飛ばせ!裸足で雪上ランニング

 北海道勧仁塾道場(山村弘一主席師範)の恒例行事、雪上を裸足で走る「雪中ランニング」が、1月24日(日)14:00から、花園十字街無尽ビルに集合して行われた。
 道場に通う札幌・小樽・余市の4歳児から小中高・大学生、指導者約70名が参加し、心身鍛錬と健康を祈願して、市内中心部を元気な掛け声とともに駆け抜けた。
 雪も降らず穏やかな日となり気温はマイナス2.9℃。コースとなる歩道は、圧雪アイスバーンで、一部アスファルトが出て砂利が足に当り、走りずらい。
 花園十字街無尽ビルの3階に集合して胴着姿で裸足となった塾生が、14:00に一斉にスタートした。花園銀座商店街を通り、沿道では、大勢の保護者や店主が見守る中、サンモール一番街まで走った。そこで、気合を入れて基本練習を行った。足の冷たさもピークとなり、感覚がなくなる中、全員で折り返した。

 帰り路も、元気に走り、最年少の4歳の子ども2名も頑張って参加。リタイヤする子どももなく、先輩や山村師範に励まされ、ゴールを目指した。
 余市在住の福士立樹君(小6)は、「足が痛かったけど、走っているうちに感覚がなくなり痛くなくなった。初めての雪中ランニングは気合が入り、今年は、初段から2段・3段と頑張りたい」と話し、姉の栞菜さん(高1)は、「足が冷たかったけど、声を出しみんなひとつになって楽しかった。初段から2段へ進み、組手も上手くなりたい」と意気込みを見せた。
 山村師範は、「健康を祈願し、それぞれの自分の目標を達成してもらいたい」と話した。全員に参加賞が配られ、16:00から春風館道場(緑1)で恒例の鏡開きが行われた。
 なお、2月7日(土)13:00から、小樽市教育委員会(花園5)生涯スポーツセンター体育館で、第40回勧仁塾道場杯争奪空手道選手権大会の未終了分の大会を実施する予定。
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