小樽に住もうよ!プロモーション映像発信


 小樽市総務部企画政策室は、小樽市への移住を促進するプロモーション映像を制作していたが、このほどドラマ仕立ての動画が完成し、発信が始まった。
 総務省は、移住希望者に必要な情報を発信する「全国移住ナビ」を、平成27年4月から公開し、その中に、各自治体がまちの魅力を紹介する動画を掲載するスペースを設け、市も「ひとりでも多くの人に小樽に住んでみたい」と感じてもらえるよう、映像の制作に取り組んでいた。
otaruPV.jpg 昨年8月に、同映像の制作業務を委託する事業者を公募したところ、5社の応募があり、その中から、札幌映像プロダクションに委託。必要経費500万円のうち、特別交付税で半分を措置した。
 この動画は、「移住」をテーマにしたドラマ仕立ての「小樽暮らし~ボクらの移住物語」。キャストは、プロの役者と一部市民が出演。至るところで、小樽の町の生活が感じられるよう、美しいまちなみと合わせ日常会話などにも配慮。昨年の秋に撮影し12月末に完成した。
 ドラマは若い夫婦の目線で展開し、中央市場で新鮮なシャコを食べたり、水天宮では子どもとの会話の中で、小樽のランドセル”ナップランド”が登場。水道から直接飲める美味しい水や小樽のイベント、新築の市立病院や子育て支援センターにも触れ、子どものためにも小樽への移住を決意する。
 動画は、ドラマを収録した12分50秒の完全版と3分の概要版、小樽の魅力を集めた1分版の3つのバージョン。全国移住ナビには1月中旬から、小樽市HPからは1月26日(火)から発信が始まった。
 同企画政策室中村弘二主査は、「小樽の人口が減少し、ひとつの有効な施策として、若い人が小樽で暮らし、元気な町となるきっかけとなれば」と期待を寄せている。
 全国移住ナビ(小樽市のページ)完全版
 小樽市HPの移住を応援します!1分版・3分版・完全版
 この映像は、Web上の配信の他、DVD100枚を制作し、移住プロモーション活動で活用する予定。
 なお、小樽市では、移住相談ワンストップ窓口を開設し、様々な相談に応じている。また、2月8日(月)から10日(水)の2泊3日間で、「移住・起業希望者小樽体験ツアー」を実施し、空き店舗の視察などを行う。
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