ローカルフードチャレンジ賞 "にしん丼"グランプリ

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 小樽商工会議所(稲穂2・山本秀明会頭)は、昨年10月11日・12日に、後志の素材を生かした逸品を販売する「知産志食しりべし」ローカルフードチャレンジを初開催し、35店舗が一堂に集まった。その中で、目標達成度や今後の販路拡大などの5つの審査項目をもとに、ローカルフードチャレンジ賞を、平成28年1月21日の同事業実行委員会で選定した。
 グランプリに、有限会社入久三浦水産・有限会社丸藤水産・有限会社青塚食堂の共同出店(小樽市)が選ばれ、優秀賞には、余市堂(余市町)、蘭越米粉たこやき米だこ(蘭越町)、株式会社三輪(オステリア・イル・ぴあっと・ヌォーボ/小樽市)、奨励賞には、お食事処いちふじ(真狩村)、株式会社小樽かね丁鍛冶(小樽市)が、それぞれ選ばれた。
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 その表彰式が、2月4日(木)11:00から小樽経済センター(稲穂2)3階で開かれ、同会実行委員長・杉江俊太郎氏から、各受賞者へ賞状が贈呈された。
 国の補助事業を活用し、PDCAサイクル(plan-do-check-actの略で業務管理手法の1つ)を取り入れた中小・小規模事業者支援事業を活用。後志の食材を豊富に使用した商品に、複数の事業者が連携して商品を開発・具体化しているか、本事業と通じて販路開拓を進めているか、売り上げ目標の達成度などの5つの項目から審査し選定された。
 グランプリに選らばれた3社共同出店の入久三浦水産・丸藤水産・青塚食堂は、小樽に親しまれたニシンをシャコと並ぶ小樽のブランドとして浸透させようと、浜の母さん特製の「鰊群来太郎丼」を開発。昨年末には、池袋西武百貨店で出店し好評だった。今後も販路拡大に努め、祝津5店舗においての販売や収益の一部を稚魚の放流に充てる計画など、将来の構想も明確であり、高い評価を得た。
 同所は、3年前から、後志の豊かな農水産物を知って・食べて・使ってもらうことで、地域の振興を目指す啓発活動「知産地食しりべし」に取り組んでいる。その事業の一環として、収穫の秋に合わせ、おたるマリン広場(港町5)で初開催した。後志ならではの素材を活用したメニューや加工品・逸品を販売するブースが集結し、大勢のグルメファンが足を運びにぎわった。
 杉江氏は、「このイベントは、お祭りとは違い、新商品や新販路拡大にチャレンジして出店してもらった。その後、結果からどう開発するかの道筋を作り、店のプラスにするイベント。表彰された皆さんには、参加店の手本になり、リーダーシップをとるよう大いに期待する」と激励した。
 三浦水産・三浦一浩代表取締役は、「とても名誉なこと。祝津のにしん祭りに携わるメンバーが中心となりボランティアの手伝いもあり受賞に繋げた。群来太郎丼は、祝津の浜の母さんが考案したもので、原料調達(三浦水産)と加工(丸藤水産)・販売(青塚食堂)と、それぞれが担当し商品を開発した」と受賞を喜んだ。
 丸藤水産・池田佳隆専務取締役は、「地域密着で販路拡大を進めたい。鰊のハラスの部分の小骨をどうするか課題もあり、祝津の名物にしたい」と話した。
 青塚食堂・青塚忍代表取締役は、「祝津はニシンが栄えた町で、春のニシンで地域を盛り上げたいと思い始めた。浜の母さんの料理”群来太郎丼”を祝津の名物に、ゆくゆくは小樽の名物にしたい」と期待を寄せている。
 小樽商工会議所HP
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