炎が揺らめくマリーナ地区!歓声響くJC広場の滑り台

 小樽雪あかりの路(2/5~14)が開幕し、雪の街は、ロウソクの炎が揺らめく幻想的な光景に包まれている。
 今年で4回目の参加となる総合人材サービス会社ホープ・ワン(築港11)は、マリンウエーブ小樽と協力して、マリーナ地区のあかりの路会場に200個の灯を点し、幻想的な光景を創り出している。
 2月1日(月)から会場作りを始め、灯りの路や人型のオブジェなどを制作し、開幕に間に合わせた。今年は、例年にない雪の少なさで、散策路からマリーナに停泊中のヨットが見渡せ、最高のロケーションとなっている。

 2月7日(日)は、天野友嗣代表取締役社長をはじめ、社員5名で点灯。風が強いため、ロウソクの減りがいつもより早く、消えたロウソクに何度も火を点していた。
 天野社長は「無料駐車場や休憩所も完備している。こちらまで、ぜひ足を伸ばし、灯りを楽しんでもらたい」と話した。
 マリンウエーブとホープワンの会場は、2月5日(金)〜7日(日)と、11日(木)・13日(土)・14日(日)の6日間実施。マリンウエーブ内で、甘酒・コーヒー・ホットミルクなど各100円で提供。石原裕次郎記念館は、5日(金)から14日(日)まで。
 手宮線会場の日銀通り入口の小樽青年会議所が担当するJC広場には、昨年までは、スノートンネルがあったが今年から廃止し、巨大な滑り台を制作。

 旧手宮線の雪を掘り起こして線路を出し、灯りで飾りつけた。その先には、巨大なタイヤチューブ用の滑り台がある。連日、スピードとスリルを体験する子どもから大人までが来場し、絶叫が響いている。1月31日(日)から制作に取り掛かり、ソリに乗せたり、安全を確保し撮影を手伝ったりと、同所メンバーが交代で常駐している。
 JC広場・栗田徹実行委員長は、「この場所は、唯一、声を出したり賑やかにできる場所で、エンジョイをテーマに制作した。滑り台の横には人型があったり、裏面には、ハートの形のスペースを設け、浮き球キャンドルを持ち写真撮影できる。ここでの様子を、HPでアップしている」と話した。
 滑り台には、見物する人が取り囲み、猛スピードでタイヤチューブが下る度に、歓声が響いていた。
 マリーナ地区
 雪あかりの路特設ページ・JC広場