雪降り積む小樽!今冬最大の積雪を記録

 雪国小樽が2月中旬を迎え、雪が降り続く日々が多くなり、2月18日(木)19:00に、今冬最深積雪深75cmを記録した。
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 小樽での積雪が最大数値を記録するのは、毎年、2月中旬から下旬にかけて。通年この時期は気温も低くなり、一日中マイナス気温の真冬日を繰り返し、きめの細かいさらさら雪を積もらせることが多い。しかし、今年は、プラス気温の暖かい日が続き、湿った雪が降り続いている。
 2月に入り、60cm台の積雪となっていたが、2月17日(水)には72cmを記録。この記録も18日には75㎝に塗り替えられた。18日に記録した今年の最深積雪75cmは、平年値の99㎝に比べると24㎝も少ない。
 0218weather2.jpgこれから、2月下旬にかけての積雪の平年値は100㎝を超えることが多いが、雪の増える時期を迎え、除排雪作業に影響を及ぼす平年値の三桁にに迫るかどうかが注目される。
 18日の小樽は、最低気温-4.3℃・最高気温2.6℃で、強い雪が降り続いた。前日の雪に続き、湿った雪が降ってており、街景色は雪で霞んでいる。市民は、傘を差したり、外套のフードを深く被り歩を進めている。
 除雪作業に追われている市民は、「今年は雪が少ないといっても、結局、最後は例年と同じくらい積もり、ツーペイとなるんでないの。雪が少ない方が良いに決まっているが、今日の降り方をみると、すぐにも通年と同じになるよ。自然にはかなわないよ」とぼやいていた。
 小樽 2016年2月(日ごとの値)主な要素(札幌気象台)
 アメダス(表形式)