小樽水産高"元気まぐろ"! 3日間限定販売


 小樽水産高校(若竹9)の生徒が乗船した、北海道教育庁渡島教育局所属の実習船「若竹丸」で捕獲したマグロを、4月9日(土)・10日(日)・17日(日)の3日間、コープさっぽろ南小樽店(入船1)と同みどり店(富岡1)で販売する。
 このマグロは、昨年10月23日に出港した実習船「若竹丸」に乗船した、同校本科海洋漁業課第2学年漁業コース22名と専攻科漁業科第1学年8名の30名が、ハワイ沖でマグロ延縄実習で漁獲したマグロで、鮮度を保つために、船内ではらわたとエラを取って保管。12月7日に小樽港で水揚げした。
 今年度は、昨年より少ない2万トン弱のバチマグロやキハダマグロ、ビンチョウマグロ、カジキマグロ等を水揚げした。
 これまで漁獲したマグロは、焼津港で水揚げしていたが、昨年から、同校同窓会・本間弘行会長が勤務する、札幌中央市場内の高橋水産株式会社(札幌市中央区)が所有するマグロの保管に適したマイナス50℃の冷凍庫を使用することで、小樽での水揚げが実現。同社らの計らいで、生徒が自ら漁獲したマグロを自分達で販売することが実現した。
 小樽水産高校の「元気まぐろ」と名付け登録商標した。当日は、刺身用の冷凍柵とにぎり寿司を同校の生徒が店頭に立ち販売する。
 昨年4月に初めて販売したところ、飛ぶように売れ、予想以上の売れ行きに関係者を喜ばせた。
 本間会長(同社・執行役員常務)は、「ハワイ沖のマグロは、油がのり美味しい。船内で凍結し鮮度を落さないのが秘訣。沢山の方々にこのマグロを知ってもらいたい」と呼びかけている。
 小樽水産高校・元気まぐろ販売
 4月9日(土)・10日(日)・17日(日)10:00〜16:00、売り切れ次第終了
 コープさっぽろ南小樽店(入船1)と同みどり店(富岡1)で販売する予定。
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