最後のショーでバイバイ!セイウチのツララ 鳥羽水族館へ

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 おたる水族館(祝津3・伊勢伸哉館長)で生まれたセイウチのツララ(メス・6歳)が、3月31日(木)16:00の最後のショーを終え、鳥羽水族館(三重県鳥羽市)へ出発した。同館のポウ(オス・10歳)との繁殖を目的に、嫁入りする運びとなった。
 ツララは、2009(平成21)年5月31日に、ウチオ(オス・現在25歳)とウーリャ(メス・現在23歳)の間に生まれた子どもで、5年前からイルカスタジアムのショーに出演。来館者と握手やキスをしたり、シャボン玉を飛ばしたりするのが得意で、523.5kgもある巨体だが愛嬌を振りまき、子どもから大人まで人気を集めていた。
0331tsuraralastshow.jpg 1日4回のショーに出演するツララは、出発日の31日も全回登場し、多くの来館者と別れの握手を交わした。
 16:00の最後のショーでは、何かを察しているのか、プール正面のステージに来るはずが、プールで勝手に泳ぎ回りトレーナーを困らせ、数分後、やっと定位置に着いた。
 ツララと握手を希望する観客の列ができ、順番にツララは大きな手を差し出し握手を交わした。最後のショーを終えたツララに、観客から大きな拍手が贈られた。その後、オタリア・イルカが出演し、普段と変わりなくショーは続いた。
 市内在住の水族館ファンの姉妹は、「ツララを生後10日後からずっと見てきた。鳥羽水族館へ行っても元気にみんなと仲良くして、赤ちゃんが生まれたらこちらへ戻してほしい。私達が鳥羽水族館へ会いに行きたい」と別れを惜しんでいた。
 イルカ飼育係の濱夏樹さんは、「鳥羽水族館でも元気に頑張ってもらいたい。赤ちゃんを産んで、立派な母親になってもらいたい」と話した。
 閉館後、出発の仕度が行われ、18:00前に、おたる水族館を出発。4月1日(金)22:00から23:00に鳥羽水族館到着を予定している。
 おたる水族館HP
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