鰊に舌鼓! おたる祝津にしん群来祭り

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 鰊を味わう「第8回おたる祝津にしん群来祭り」が、6月4日(土)・5日(日)の両日、祝津前浜(祝津3)を会場に開かれている。
 初日4日(土)は、朝から雨がちらつくあいにく天気となったが、鰊を味わう大勢の人々で賑わった。
 予定通り9:40から、小樽稲荷神社木村文彦宮司・中谷英明禰宜による、鰊の大漁と祭りの成功を祝う祈願祭が執り行われ、祭り関係者が参列し、玉串奉奠を行った。
nishinmatsuri1.jpg 引き続き、開会式が開かれ、山岸篤史実行委員長は、「今年の鰊漁は大漁と聞き、大漁祈願祭や鰊の放流を行い、毎年鰊が帰って来ていると思う。鰊で栄えた祝津の町を、さらにおたる祝津にしん群来祭りによって、沢山の人が集まるきっかけになればと思う」と挨拶した。
 森井秀明市長は、「この地で、にしん群来祭りが行われる意義は大変深い。この取り組みがより繁栄をもたらすと期待し、これからも祝津の地域とともに歩める行政として、しっかりと取り組みたい」と述べた。
 小樽鰊御殿(指定管理者・株式会社小樽水族館公社)が主催し、鰊の幼魚(生後4・5ヶ月)放流式が、2年ぶりに開催された。2007(平成19)年から始まり、今年で9回目となる。おたる水族館の職員が、用意された500尾の幼魚をそれぞれバケツにすくい取り、参加者に手渡し、大きくなって帰って来るよう願いを込めて放流した。
 同社・磯谷揚一代表取締役社長は、「今年は鰊が370トン捕れ、放流は小さな取り組みではあるが、大きな成果に結びついている。これからもこの事業を続け、祝津のみならず、小樽に沢山の鰊が帰り、賑わいを取り戻せるようになればと思う」話した。
nishinmatsuri3.jpg 祭りの目玉は、無料のにしん焼き1,000尾。各日500尾を12:00から15:00まで4回に分け、各回先着100〜130名に整理券を配布した。
 12:00の配布に、9:00頃から並ぶ人もいて、会場に長蛇の列を作った。小樽産の4年もので約30cmもあるオスの鰊が、12:00ちょうどには配布され、会場の炭焼き台50台を使って次々と焼かれた。「脂があり美味しい」と、係の漁師は太鼓判を押した。
 会場には、鰊が焼ける香ばしい匂いと煙が漂い、10分ほどで焼き上がった鰊を頬張った。江別と札幌から初めて訪れた男性は、「3時間も並んだが、鰊は美味しく並んだ甲斐がありました。群来太郎丼も食べました」と満足した様子だった。
 マガレイや赤ガレイなど様々な種類と大きさのカレイの詰め放題やホタテの稚貝の詰め放題も開かれた。
 有料のにしん焼きも用意され、メス500円・オス400円で販売。昨年売り切れるほどの人気となったミニ小樽群来太郎丼は、300円で各日300食限定。しりべしコトリアードは、ホテルノイシュロス小樽が提供する後志の素材を活かした食べるスープ。各日限定200食で販売。
nishinmatsuri2.jpg ホタテがびっしり入ったホタテ汁、シャコやツブ、ウニ焼き。真いかのすり身を棒状にした限定品「いか棒」1本300円や、ズワイガニが入ったカニ汁など、新鮮な海鮮や加工品に舌鼓を打った。
 祝津海山市場即売会では、新商品の「小樽産鰊カンロ煮」(八丸堀内水産)、「小樽産鰊キムチ」(鍛冶商店)、「北海道産鰊さつま揚げ」(ニコー食品)が店頭に並び、1パック300円の格安で販売した。
 悪天候のため、大漁旗100枚を飾る鰊満船飾や浜の石投げ選手権は中止となったが、5日(日)も、にしん焼きの無料提供をはじめ、にしん山道フットパスや小樽群来そばを楽しむ会、イソガニ釣り大会や祝津産ホタテ釣りコーナー、祝津番屋めぐりツアーなどが開かれる予定。
 小樽祝津たなげ会
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