小樽合唱連盟(鈴木功理事長)が主催する、第122回小樽市民合唱祭が、6月5日(日)13:00から、小樽市民会館(花園5)大ホールで開かれ、21団体の少年少女からシルバーまでの430名が出演し、日頃の練習の成果を披露した。
同合唱祭は、春と秋に開かれ、それぞれの団体が持ち味を活かした合唱を披露し、観客を魅了している。
40名で構成するカトレア・コーラスがトップバッターを飾り、休憩後には、「みんなで歌いましょう」と複数の団体からメンバーが参加し、指揮は鈴木理事長が務め「大地讃頌」を大合唱した。この曲は、混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」の終曲。中学校の合唱コンクール等で歌われている。
ステージ衣装に着飾った出演者達は、各団体の個性を生かし、ピアノの伴奏に合わせ指揮者に導かれ、のびのびと歌声を響かせ、見事なハーモニーを奏でた。
心奏(かなで)コーラスは、男性2名を含む15名が出演。浅原富希子氏が指揮、高橋麻衣子氏がピアノ、U+ME氏がパーカッションを担当し、「Love Medley」と「You Are Good」の2曲を披露。手振りも付けて歌い、みんな笑顔で楽しいステージとなった。
小樽市末広中学校合唱部・西陵中学校音楽部・北山中学校合唱部が合同で、男子6名を含む30名で出演。「結」・「はばたく一本の葦ー小さなパスカルー」・「風になりたい」の3曲を披露。小﨑ゆかり氏のピアノに合わせ大西里紗教諭の元気な指揮で、3つの中学校の生徒がひとつのなってのびのびと歌った。「風になりたい」は振りを付けて歌い合唱祭を盛り上げた。
末広中部長・末千尋さん(3年)は、「練習より上手くできて良かった」、北山中部長・川浦さくらさん(1年)は、「2曲目がすごく上手くできた」、西陵中部長・高橋浩希さん(3年)は、「風になりたいを振り付けして歌い、恥ずかしさもあったが、思ったより上手くいった」と話した。
今後、7月28日(木)に行なわれる、第83回NHK全国学校コンクール小樽後志地区大会(市民センターマリンホール)へ向けて練習を続ける予定。
なお、第123回小樽市民合唱祭は、11月6日(日)13:00から、市民センター(色内2)マリンホールで予定している。
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