個性を表現した水彩画69点 小樽水彩同好会


suisaigaten1.jpg 小樽水彩同好会(太田喜久代代表)の作品展が、6月29日(水)から7月3日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)市民ギャラリー2と多目的ギャラリーで開かれ、小樽・札幌の会員15名と講師の三留市子氏のF3〜F50サイズの69点を展示している。
 会員の中には、市展や道展、日水展の会員などのベテランも多く、レベルの高い作品がずらりと並び、来場者の目を楽しませている。
 同会は、成人学校で水彩画を学んだ会員が、水彩画を学び続けたいと集まり発足。今年で36回目の作品展となった。
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 小樽市民センター(色内2)で週1回(月4)、三留氏の指導を受けながら、和気あいあいとした雰囲気の中、楽しく水彩画を学んでいる。個性を大切に伸ばすことをモットーとし、旬の魚や季節の花々、人形などの静物を、バランスや構図の指導を受けながら描く。同じ画題でも、それぞれの個性を活かしのびのびと表現した作品が多い。
 三留氏は、「水彩画ならではの柔らかな雰囲気で奥行があり、力強い筆使いで芸術的、退けをとらない作品」と、水彩画の魅力について話す。
suisaigaten3.jpg 会場では、ところどころに、教室で仕上げた干物や果物や野菜・人形の静物画が並び、作品展のために描いた小樽運河やイチョウ並木などの風景画、表情が豊かな人物など、生き生きと描かれた作品が並び、足を止めてじっくりと鑑賞する人も多い。
 三留氏は、「上手い下手に関係なく自分らしく表現し、楽しみながら気軽に学べる会。皆さんの作品を観ていただきたい」と話した。
 現在、会員募集中で、興味のある方は、0134-34-0111三留まで。
 第36回小樽水彩同好会展 6月29日(水)〜7月3日(日)10:00〜17:00(最終日16:00)
 市立小樽美術館(色内1)市民2・多目的ギャラリー 入場無料