お気にりの55点! 写団豊友会写真展


 第25回写団豊友会写真展が、7月27日(木)から31日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー2で開かれている。
 会員10名のA4から四つ切、全紙サイズのカラー写真55点を展示。風景や人物など、様々なシーンを撮影した中からより選りの写真を展示している。
 同会(鹿戸芳之会長)は、道新文化センター修了会員と写真愛好家が集まる「フォートピア」が一昨年から合併し、現在13名の会員が所属、そのうち10名が同作品展に参加した。

 特に例会はなく、春と秋の年2回、撮影会を開き、希望者が参加。昨年の秋は、定山渓と苫小牧の北大演習林、今年の春は、農試公園と北海道神宮に出かけ、撮影を思う存分楽しんだ。
 紅露雅之さんは、「橋」をテーマに4つ切からA3の6点を出展。ソウル市の漢江に架かる橋やヴェネツィアのゴンドラの通る橋、家族旅行で出かけたイタリアのフィレンツェのヴェッキオ橋には彫金細工店が並び、タイトルには「Give me coin」とつけ、現地人がこう叫び、娘が最初に覚えた英語だったとエピソードを語った。
hoyukai.jpg 運河浅草橋の画像は、photoshopで色を補色にする加工を施したり、お台場の幅60mもある夢の大橋を、青いフィルターをつけて撮影するなど、紅露さんの遊び心が感じられる。
 入会3年目の佐々木博さんは、これまでの撮影した作品の中から6点を選び出展。紅葉の定山渓の渓谷を真っ赤なカヌーが通りかかったベストショットや、真っ赤な夕日に染まる灯台など、鮮やかな風景写真が並んでいる。
 紅露さんは、「旧手宮線で開催のがらす市の次いでに、写真展も観てもらいたい」と話した。
 第25回写団豊友会写真展 7月27日(水)〜7月31日(日)10:00〜17:00(最終日16:00)
 市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー2 入場無料
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