手宮緑化植物園(手宮3)の花々も夏の季節を伝えている。牡丹はすでに終わり、紫陽花の季節を迎えようとしている。
園内には、50株ほどの紫陽花があり、7月5日(火)に行ってみると、日当たりの良いところから咲き始め、まだまだ蕾が多い。緑の相談所の飯田守さんの話によると、大型の花をつけるエゾアジサイが多く、20日頃が見頃だという。
ハウチハカエデが木陰を作る場所周辺には、シロツメクサやたんぽぽが沢山咲いていた。
公園の下の神社の側の池は、春には水芭蕉が咲き、今は、スイレンの白とピンクの花が40ほど涼しげに咲いている。この池を毎年見ているが、こんなに多くのスイレンが咲いているのを見たのは初めて、秋まで楽しめるという。
緑の木が生い茂る中、白い花をつけるナツツバキは、ひと際目立つ存在。地面に、白い花が沢山落ちていた。
アジサイ科の「ノリウツギ」も咲いている。この花は、枯れてからも茶色くなって翌年まで残る。林へ行くと良く見かける花で、雪が降っても茶色の花がドライフラワーのように枝に残っている花だ。
遠くから見ると花が咲いているように見えるケショウヤナギは、葉の色がピンクになり、花が咲いているかのように見える。
鮮やかな黄色のキンケイギクはハチ達が蜜を吸う。7月から9月にかけて咲く夏の花。
他にもホタルブクロや、キョウタノコ、色とりどりの花々を楽しむことができる。