勧仁塾・高3平田萌恵さん 全国大会出場へ


 北海道勧仁塾道場(山村弘一主席師範)で、日々練習に励んでいる、北星学園女子高等学校3年生の平田萌恵(17)さんが、全国大会への出場を果たし、国体へも初出場する。
0712kanjinjuku1.jpg 札幌在住の平田さんは、4歳10ヶ月で同道場に入部。母の引率で火・水・金・土の18:00から21:00まで、小樽市総合体育館(花園5)や春風館道場(緑1)に通い、小・中・高校生と全国大会に出場した。
 6月15日(水)〜18日(土)に小樽市で開催された、第41回北海道高等学校空手道選手権大会・個人女子形の部で優勝し、全国大会出場を決めた。
 さらに、6月25日(土)、北海道立総合体育センター北海きたえーる(札幌市豊平区)で開催の第71回国民体育大会空手道競技北海道予選大会でも優勝を果たした。
 7月30日(土)から8月2日(火)まで、山口県・ながと総合体育館で開催の第43回全国高等学校空手道選手権大会と、10月8日(土)から10日(月)まで、岩手県盛岡市岩手県営武道館で開催の第71回国民体育大会に出場する。
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 平田さんは、「今回は3位以上を目指して頑張り、自由形の岩鶴(がんかく)を使えるようになりたい。最初は試合で勝つと楽しかった。頑張る仲間や指導者がいて、サポートを受けがんばれた。(今後については)進学を希望し、大学生になっても続けたい。少しでも多くの人に空手の楽しさを伝えたい」と笑顔で答えた。平田さんの母は、「緊張せずに、自分の形を打ってくれればと思う」と見守っている。
 山村師範は、「3月の全国大会では3回戦で敗退。今回はそれ以上を目標に頑張ってもらいたい。本人次第でやる気と闘争心を持つことが大切。みんなに喜ばれる成績を残してもらいたい。仕上がりも良く、期待している」とエールを贈った。
 公益財団法人全国高等学校体育連盟空手道専門部
 第71回国民体育大会
 北海道勧仁塾道場