小樽リトルシニア 林和男旗杯全国大会出場


 日本一を目指して練習に取り組む小樽リトルシニア球団(寺田壽会長)は、日本選手権北海道大会で惜しくも敗れ3位となったが、長野県で開催の全国82チームが集まる、第7回林和男旗杯国際野球大会兼信越連盟創立40周年記念全国選抜野球大会(7月23日〜26日)に出場を決めた。
 同球団は、2013年から2015年まで3年連続で日本選手権全国大会(神宮球場他)出場を果たし、第9回全日本中学野球選手権大会・ジャイアンツカップでは、32の強豪チームが出場する中、決勝戦まで駒を進め準優勝となった。道内勢は、これまでベスト4が最高成績だったが、同球団は歴史を塗り替え注目を集めた。
otarulittlercenior.jpg

写真提供:小樽リトルシニア球団

 今年も4連覇を目標に掲げ練習に励んできたが、35チームが出場する日本選手権北海道大会で、6月26日(日)に札幌市麻布球場で、札幌大谷と対戦し14対0で負け優勝を逃し3位となったが、林和男旗杯全国大会へ出場する。悔しさをバネに、チーム一丸となって同大会で優勝を目指している。
 小樽や余市の中学生を対象に、高校野球に準じた硬式野球の指導をすることを目的とし、礼儀・整理整頓を常に心がけ、1998(平成10)年に創部された。
 現在のチームは、中学3年生18人と中学2年生1名の19人。3年生は1年生から入部し、みんな辞めずに頑張ってきた選手ばかり。打力のあるチームと村上武洋監督は評価している。
 水・金・土・日に、桜ヶ丘球場や明峰高校のグランドで、16:30から遅い時は20:00頃まで練習に励み、それ以外は、個人で自主トレーニングを行っている。
 村上監督は、「昨年、全国で準優勝している分悔しさも大きく、父母の期待もある。ぜひ、全国大会では優勝を目指し頑張りたい」と気合が入った。
 同チームは、大会前日の22日(金)に出発し、23日(土)に、伊北リトルシニア(長野県辰野町)と対戦する予定。
 また、円山球場で8月11日(木・祝)から14日(日)まで行なわれる、第38回全道選手権大会兼第14回ゼット旗杯全道大会が、3年生最後の試合となり、札幌新琴似と対戦する予定。
 同球団は、遠征のための1口1,000円から寄付金を募っている。
 振込口座 北海道銀行入船支店(302) 普通預金No.0700531
 口座名義 小樽リトルシニア球団 寺田壽(テラダヒサシ)会長
 小樽リトルシニア球団
 一般財団法人日本リトルシニア中学硬式野球協会
 関連記事