第51回小樽市民体育大会の一環として、7月19日(火)10:00から12:00まで、いなきたコミュニティーセンター(稲穂5)4階体育室で、みんなでイキイキ健康体操大会が開かれ、市民18名が参加して、メレンゲの曲に合わせ体を動かし、心地良い汗をかいた。
小樽市民体育大会は、市民の健康・体力づくりと豊かな街づくりの運動の一環として、昭和41年にスタート。7月中旬から10月10日の体育の日まで様々な種目の競技の大会が行われる。
小樽発祥の「みんなでイキイキ健康体操」は、子どもから大人、高齢者まで、すべての市民が、健康ではつらつとして毎日を過ごせるよう、楽しみながらできる同体操の普及をはかり、少子高齢化の今、三世代交流と長寿社会への貢献を目的としている。
同大会は、小樽市と教育委員会、NPO法人小樽体育協会が主催。ダンスうんどう塾(有幌町3・小林英夫塾長)が主管し、今年で5回目となる。
講師に、ダンスうんどう塾・小林英夫塾長、菅尾範子氏、中村ひとみ氏が務め、小林塾長の和やかな会話を交え、体側を伸ばしたり、股関節や肩関節などを動かす基本的動作4パターンを指導。普段動かさない部分をメレンゲの曲に合わせて動かした。
新たに、肩甲骨の可動域を柔らかくし広げる動作も加わり、参加者は、曲に合わせて肩を上手に回し、軽快に身体を動かしていた。
小林塾長は、「健康であることが、市の財政の寄与に繋がり、その方法を学んでもらいたい。自分で健康管理をできる方法で見つけ、心地良い汗をかき、街へ出かけ、食事をすることでまちづくりにも繋がる。ここで覚えた手法を町内の人へ伝えてもらいたい」と話した。
ダンスうんどう広場に通う市内60代の女性は、「この体操を始めて5年となる。全身運動で、だんだん内容が濃くなる。仲間と親睦を深めることも重要で、身体にとっても自分にとって良いことなので続けている」と話した。
なお、7月22日(金)・23日(土)に、小樽をはじめ、国内11の市町村が参加して、北九州市国際会議場で、第3回イキイキ健康増進シンポジウムを開催する。小樽からは3泊4日のツアーで、12名が参加を予定している。
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