20回目記念の大作ずらり "燦の会水彩画展"


 道新文化センターで水彩画を学ぶ「燦の会」(志摩ひろみ代表)は、1年の集大成を発表する水彩画展を、市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリーで7月31日(日)まで開いている。
 三留市子氏を講師に、毎週木曜日昼の部7名と夜の部の7名が、水彩画を楽しみながら学んでいる。
rinnokai.jpg 今回の作品展は、そのうちの13名と三留氏の賛助作品41点を展示。20回目の節目を記念して、40号などの大きなサイズの作品が目立ち、見応えのある作品展となっている。
 会名の”燦の会”は、「太陽の如く、燦々と明るい気持ちで描こう」の意味が込められいる。毎年、真夏のこの時期に開いている。
 志摩さんは、観光船だった祝津号とオタモイ号が停泊中の小樽運河と、3~4年前に出かけたプラハ(チェコ共和国)の天文の時計塔の絵の2点を40号サイズに描き、故古谷五男氏の絵画教室に通っていた頃の未完成作品を今回の作品展のために完成させ、合わせて6点を出展した。
 桜場勝恵さんは、春の風物詩水芭蕉が咲く風景に、ヤチブキの黄色い花をアクセントにして、初めて40号の大きさに挑戦した作品をはじめ、アジサイや花の静物画と合わせて5点を出展した。

 志摩さんは、「大きな絵は体力と気力が必要。皆さん20回目を意識して努力しました。皆さんの熱意を観てもらいたい」と話した。
 第20回燦の会水彩画展 7月27日(水)〜31日(日)10:00〜17:00(最終日16:00)
 市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリー 入場無料
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