はつらつと競技に挑戦!シルバースポーツ大会


 笑顔ではつらつと競技を楽しむ、平成28年度小樽市シルバースポーツ大会が、8月24日(水)10:00から14:50頃まで、小樽市総合体育館(花園5)で開かれ、29チーム375名が参加して、個人・団体など11競技が開かれ、心地よい汗をかきながら体を動かして楽しんだ。
silversports1.jpg 赤組と白組に分かれて5つの団体競技に挑み、平成23年度から6年続きで赤組が、今年も勝利を掴んだ。
 同大会は、高齢者の健康づくり・仲間づくりを目的として43回目を迎えた。参加者の中で最高齢者は、男性94歳・女性96歳。「幸福のいす」に出場登録していた。
 開会式で森井秀明大会長が挨拶。医療保険部介護保険課の渋間朋子主査による健康講話では、介護予防のポイントとして食事についてや熱中症について指導した。
silversports2.jpg 準備運動後、団体の○×クイズから競技を開始。午前は、クラブ対抗で、フラフープくぐりリレーで予選を行い、ジャンボ輪投げで準決勝・決勝へと進んだ。
 昼食をはさみ、午後からは、個人競技の長靴を放り投げた距離で競う、長靴放り投げ競争を行った。平成25年に男性20m86cm・女性16m75cmの最高記録があり、それを越えるよう力を込めて長靴を放り投げていた。
 男性最高記録保持者の奥沢本町熟年会の川本忠男さん(81)は、今年は17m63cmと最後の組で1位となった。川本さんは、「長靴を投げる練習のために、2足も長靴をダメにした。楽しく参加している」と笑顔で話した。
silversports3.jpg 2人1組になり缶を棒で上手に転がしてリレーをする「缶ころがし」は接戦となり、白組が勝利を収めた。赤組と白組は2対2の同点。最後の紅白玉入れで勝敗が決まる今大会のクライマックスを迎えた。
 参加者は、一生懸命に籠をめがけて玉を投げたが、3回戦の合計で、白組は11個赤組に及ばず、赤組が勝利。団体戦は6年続きで赤組が勝ち、優勝旗が授与された。負けても勝ってもみんな笑顔で大きな拍手を贈った。
 竜宮長寿会では12名で参加。個人・団体競技に積極的に挑戦し、応援席から声援が贈られていた。初めて参加した男性は、「楽しみながら参加している」と笑顔で話した。
 関連記事