雨にも負けず!奥沢水源地ライトアップ

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 奥沢水源地ライトアップフェスティバルが、9月10日(土)16:00から20:30まで開かれた。
 雨が降ったり止んだりのあいにくの空模様の中、19:00から階段式溢流路(水すだれ)に青色を含むライト10個、取水塔に3個のライトが点灯。沖縄出身のアーティストの音楽が響き、幻想的な光景に包まれた。
okusawalightup1.jpg 同水源地のライトアップは、2013(平成25)年に初めて行われ、大変好評だった。その後は、小樽青年会議所とそのOBで作る奥沢水源地ライトアップ実行委員会(上野智真実行委員長)が受け継ぎ、今年で4回目となった。時折激しく雨が降る中、同会メンバー約20名と小樽市水道局の職員らが協力してフェスティバルを盛り上げた。
 奥沢水源地の魅力を改めて市民や多くの人々に知ってもらい、歴史的遺産にスポットを当て関心を高め、水源地活用を喚起していくことを目的としている。
 同水源地は、1914(大正3)年に完成、小樽の水道水の水源として稼働してきた。1985(昭和60)年には、階段式溢流路の美しい構造が評価され近代水道百選に。2008(平成20)年には、土木学会選奨土木遺産に選定された。
okusawalightup2.jpg 2011(平成23)年にダムの堤体に陥没が見つかり、改修には多額の費用が係ることから廃止となった。現在は小樽市が所有し、大雨等による出水に備え、ダムの堤体をV字状に堀削し、下流域に対する安全を確保する水路を設置した。
 市は、新たな水源地の保存と活用方法を検討するため、奥沢水源地保存・活用検討委員会を設置したが、何も進展していないのが現状だ。
 上野実行委員長は、「歴史的遺産の奥沢水源地を、今後の観光資源とし市民に親しまれる場所をこの地に作りたい。その意識を広める思いで毎年実施している」と話した。
 会場には、飲食を提供する露店や子ども向けの縁日の他、特設ステージでは、沖縄県石垣市出身の迎里計(むかいざとけい)氏と沖縄県出身のデュオSara-Sajiが生ライブを行ない、幻想的な水源地に響き渡った。

 11日(日)10:00〜12:00には、いのちの森植樹祭が開かれ、同水源地の敷地内に、主にドングリ2,000本を植樹する予定。
 奥沢水源地 保存・活用基本構想
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