若い視点で撮影!高文連後志支部写真展


 平成28年高文連後志支部写真展が、9月16日(金)・17日(土)10:00から17:00まで、市立小樽美術館(色内1)で開かれている。
kobunrenphoto1.jpg 小樽工業高校の全日制と定時制、小樽潮陵高校、小樽桜陽高校、岩内高校、倶知安高校と当番校を務める明峰高校の写真部員55名の約500点(カラー・モノクロ/A4サイズ)を展示している。
 各校の顧問など8名が審査員となり、1週間前に審査を済ませ、最優秀作品1点・優秀作品4点・入選作品18点・佳作を決定。10月19日〜21日に帯広で開催の全道大会への切符は、最優秀作品から入選までの23作品となる。
 当番校の明峰高校写真部顧問の越野琢磨教諭は、「今年はピントも合い、景色と上手く人物を取り入れるなど、昨年よりもレベルが高く、審査員は悪戦苦闘し票もばらけた」と審査会を振り返った。
 同校では、カメラが手放せないほどのカメラ好きな部員15名の45点を出展。週1回ミーティングを開き、市内や札幌などへ撮影会へ出かけ、楽しみながら沢山撮影するよう指導しているという。
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 会場には、友達を撮影したものや町の風景、なにげない日常の様子、偶然に出会った人や動物など、様々な視点で捉えている。
 特別なテーマや決まりに捉われず、学校行事や体育祭・修学旅行での風景など、高校生ならではのシャッターチャンスに出会った作品を発表している。組写真では、縦や横、正方形に並べ、物語が感じられる。
 なお、18日(日)は参加した学生が展示会場に集まり、10:00から研究大会が開かれる。
各校の作品を鑑賞し、10:50から、日本リアリズム写真集団・佐藤通晃氏による、「写真はあなたの言葉です」をテーマに講演会が開かれる。その後、14:00まで町へ繰り出し撮影会を実施。15:00から表彰式が開かれる予定。
 平成28年度高文連後志支部写真展 9月16日金)・17日(土)10:00〜17:00
 市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリー 入場無料