みんなでアイデアを! ふくし100人会議

 小樽市消防庁舎(花園2)6階講堂で、9月24日(土)14:00から、「ふくし100人会議 IN おたる」が開催された。主催は、小樽市生活サポートセンター「たるさぽ」と小樽ソーシャルワーカー連絡協議会「そある」。
fukushi100.jpg 3回シリーズの最終回で、「困った時は、どうする?」をテーマに、市内外から、福祉に関心のある14人が集まり、ワールドカフェスタイルで話し合いを行った。
 はじめに、「たるさぽ」の武本真弓相談支援員から、高齢者や障がい者・生活保護等に関する相談の事例紹介から見えてきた課題が提起された。引き続き、参加者は4人ずつグループに分かれて、それぞれ課題等に関して自由な意見を交わした。
 「そある」のメンバーで、今回のふくし100人会議開催の中心になった、小樽市北西部地域包括支援センターの谷宗一郎さん(社会福祉士)は、「いろいろな制度が整備される中、相談窓口も増えてきたが、例えば、病院の診療科目が専門的になりすぎ、自分の病気がどこで受診して良いのか分からなくなるのと同じように、福祉相談においても同様の問題が起きている。今日は、色々な方から、そういった課題をどう改善していくかアイデアを出してもらうことが、ねらいのひとつです」と話した。
 実際に福祉機関などで相談業務に携わる人の参加が多く、16:30の終了時間まで熱心な話し合いが行われた。
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