レースやリボン・フリルをあしらったドレスで着飾ったロリィタさんらが集まる、小樽kawaiiティーパーティー2016が、9月25日(日)13:00から、小樽市観光物産プラザ(色内2)3番庫ギャラリーで開かれた。
小樽の歴史的建造物が建ち並ぶノスタルジックな町並みなど、地域の資源を活用し、小樽の町の魅力を発信する新たな切り口で、観光振興を図ろうと2013年から実施し、今年で4年目を迎えた。
小樽市・小樽商工会議所・一般社団法人小樽観光協会・合同会社北ロリで構成する、小樽kawaiiティーパーティー実行委員会(三橋朝琴委員長・北ロリ代表)が主催し、企画運営は、株式会社メガ・コミュニケーションズ。
開催を楽しみしていた約50名が参加し、会場は華やかな雰囲気に包まれた。
三橋実行委員長は、「ロマンティックな歴史的建造物が沢山ある素敵な場所と、日本を代表するカワイイファション文化をコラボした、全国でも珍しいパーティで注目されている。皆さん、ゆっくり楽しんでもらいたい。素敵な町を背景に撮影し発信することが、このパーティーを盛り上げる方法だと思う」と挨拶した。
参加者によるファッションコンテスト、カワイイ大使・青木美沙子さんのトークショー、ル・キャトリエム特製ロリィタケーキのお茶会が開かれ、プロカメラマンが撮影した画像を無料でダウンロードできた。
ファッションコンテストでは、自慢のドレスに着飾った参加者が次々と登場。名前とドレスの特徴やポイント、テーマなどが紹介され、会場を2往復し、参加者にアピール。大きな拍手に包まれた。
蝶とチョコレートで秋のコーディネートをしたり、和と洋のミックスと黒を基調としたゴージャスなドレス、ウィッグや帽子、リボンをあしらった靴やバックの小物まで、トータルコーディネイトしたおしゃれな17名が登場し、誰に投票しようか悩ませた。
トークショーでは、カリスマ的存在の青木さんに質問できるとあって、ヘアメイクのポイントや化粧品について、表情の作り方など質問が相次いだ。
お茶会では、ムースやマカロン・タルト・クリームブリュレなど、色鮮やかなスイーツが登場し、会場を沸かせた。ル・キャトリエム漆谷壽昭代表は「今年は、色鮮やかで華やかなスイーツを心がけ、種類も沢山あり、小さくして食べやすく色々なスイーツが食べられるようにした」と話した。
札幌在住のさしゃさんとサチさんは、以前開かれた同パーティーでドレスを通じて友達になり、参加者のそれぞれの個性が溢れ、コーディネイトが楽しみだという。
コンテストに出場したさしゃさんは、「レースをふんだんに使った若草色のドレスで、ゴージャス感を出し、人形をイメージした」と話し、サチさんは、「猫をテーマにしたドレスで、お袖止めもレースでおしゃれに、パニエでスカートをふわっとさせた」と話した。
カワイイ大使の青木さんは、「ロリィタは、日本発祥の文化・芸術で、カワイイ文化を広め、日本を好きになり観光に訪れてもらうよう活動をしている。秋冬トレンドカラーのボルドーが流行し、クラシカルな感じのドレスや大人ロリィタも楽しめる」と話した。
中庭で記念撮影するグループや、ドレスやファッションについて会話を弾ませる参加者など、会場は終始、華やかな雰囲気に包まれていた。
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