100周年記念式典!小樽家具建具工業協同組合


 小樽家具建具工業協同組合(稲垣哲也理事長)は、9月30日(金)17:30から、グランドパーク小樽(築港11)で、創立100周年記念式典を開催した。来賓はじめ組合員、協賛会社など計71名が参加した。
100kabutategu1.jpg 記念式典は、稲垣理事長の挨拶に続き、森井秀明小樽市長、北海道建具工業協同組合連合会安本勝弘理事長、北海道家具工業協同組合連合会 渡辺直行理事長、中村裕之衆議院議員がそれぞれ祝辞を述べた。
 次に、歴代理事長と組合功労者へ感謝状が贈呈された後、100周年記念事業が報告された。
 同記念事業では、小樽市への恩返しを趣旨として、小中学校の扉の建て付け調整をすることに決定。小樽市教育委員会から要望のあった朝里・最上・天神各小学校と望洋台中学校で8月12日、9月17日、同20日の3日間で作業を行った。
 祝賀会では、山本秀明小樽商工会議所会頭の乾杯の挨拶に始まり、小樽商科大学室内管弦楽団による演奏が行われるなど、なごやかな雰囲気の中、組合員同士、話が弾んだ。
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 稲垣理事長は、「組合員の減少はあるが、二代目、三代目の若い人材が青年部を結成し、情報交換や仕事の繋がりを持って活動しており、組合にとっては、かけがえのない財産であり、今後の活躍が楽しみだ」と話した。
 また、思い出話として、「組合が、小樽市から本会議場の机と椅子の制作を受注した時に、あの重たい椅子を3階までの階段を何度も上り下りして納品したことを生涯忘れられない」と話すと、会場からは笑みが漏れていた。
 小樽家具建具工業協同組合は、大正5年4月1日に発足し、昭和41年の創立50周年時には組合員数は73社に上った。現在は13社の在籍になっている。
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