小樽・後志に秋色! 紅葉シーズン到来

 さわやかな秋晴れとなった10月16日(日)。 朝里川温泉・手宮緑化植物園・小樽公園など市内各所では、木々や山々が色づき始めている様子を楽しむ人々の姿が見られた。
 昼夜の温度差が大きく、適度な湿気と強い太陽光によって紅葉は美しくなるが、まもなく紅葉のピークを迎えるこの時期、今年も、短い間に繰り広げられる色のシンフォニーを楽しめそうだ。

 紅葉シーズン到来で、小樽近郊に紅葉狩りに繰り出す人も多くなっている。紅葉を求めて、小樽から後志方面へドライブした。平年より高めの気温20℃前後で、過ごしやすい1日ではあったが、靄(もや)がかかり紅葉日和とはならなかった。

 赤井川村から倶知安へ抜けるメープル街道の山々は、紅葉真っ盛り。残念ながら羊蹄山はモヤに隠れていた。
 そこからニセコ方面へ、花畑を通過し、紅葉はすでに終わった様子。湿原が広がる神仙沼では駐車場が満車状態。大勢の人々が訪れていた。蘭越方面へ向かう峠の途中では、キタキツネに遭遇したり、自転車を楽しむ人、仲間とバイクでツーリングを楽しむ人々とすれ違った。1016autumn.jpg
 現在は閉館中の秘湯の宿新見温泉に到着。今年の12月のリユーアルする張り紙があった。蘭越町では、日本海に注ぐ尻別川が流れ、その川伝いに公園が整備され景色も最高だ。
 日本海へ出ると、海は荒々しく、波がしぶきを上げて強く打ち付けていた。海岸線は山と海の大自然に満ちた景観が続き、2kmほどの長いトンネルがいくつもあった。
 積丹を超えた辺りから、波が静かになり、岩内・美国・古平・余市を経て、小樽まで戻った。