パフォーマンスに拍手!菁園中定期演奏会

 小樽市立菁園中学校吹奏楽部定期演奏会が、10月22日(土)14:00から、小樽市民会館(花園5)で開かれた。
 軽快な吹奏楽のメロディーや工夫を凝らしたダンス、ゲストとの共演などのパフォーマンスが、観客約600人を楽しませた。
1022seiensuisou1.jpg 今年度は、吹奏楽コンクール札幌地区大会で金賞を受賞。市内中学校の中では、初めて全道大会へ出場を果たし、これまで以上に成長した吹奏楽部の演奏を、顧問・部員一丸となって練習に取り組みその成果を発表した。
 今年で8回目となる同演奏会は、1年から3年までの部員33人が出演。2部構成で全15曲を演奏した。
 1部では、コンクール課題曲のマーチ「ベストフレンド」や、金賞受賞曲の福島弘和作曲「梁塵秘抄~熊野古道の幻想」と思い出深い曲を演奏。元札幌交響楽団のクラリネット奏者村松時雄氏を招き、同部のクラリネットパートの8名とウェーバー作曲「序奏、主題と変奏」をセッションした。クラリネットの軽快な音色や深い音色など様々な表情を奏で、観客を魅了。
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 休憩を挟み、2部では、制服から同部お馴染みのユニホームピンクのTシャツに着替え、1年生6人が張り切ってダンスを披露した「GUTS」。クラリネットやフルートなどソロ演奏などを盛り込み、終始観客を楽しませ、大きな拍手が贈られていた。
 市内中学3年生女子は、「友達がフルートを演奏しているので聴きに来た。レベルが高いと思った。クラッシックが好きなのでどの曲も楽しんだが、特に、1部の最後の「梁塵秘抄~熊野古道の幻想」の演奏に感動した」と話した。
 同部は、学校での式典や社会を明るくする運動、交通安全セミナーなどの様々なイベントに出演し、会場に華を添え観客に感動を与えている。
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