道内トロッコ大集合! 8種類の車両が走行

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 北海道のトロッコ5団体が、小樽の旧手宮線に集結する「トロッコ大集合」が、11月3日(木)から6日(日)まで開かれている。旧手宮線の線路上にトロッコ(軌道自転車等)を走らせ、親子連れや観光客が乗車体験を楽しむ。主催は北海道鉄道遺産ネットワーク。
trokko1.jpg 北海道鉄道文化保存会(飯田勝幸代表)会員をはじめ、市内ボランティア団体、桜陽高校・商業高校の学生ボランティアなど約20名が協力。荷台も含めると5団体8種類トロッコが集結した。
 11月28日を「北海道鉄道の日」に制定する記念行事の一環として、昨(2015)年第1回目が開かれ、今回は、旧手宮線の遊歩道の整備も進み、新たに100mコースを延長した。
 Aコースは中央通りから臨港線まで400m。りくべつ鉄道(陸別町)と道南トロッコ鉄道(木古内町)、北海道鉄道文化保存会(小樽)てみてんぐなど、人力で走行するトロッコ5台に乗車することができる。
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 Bコースは臨港線から手宮仲通付近までの500m。トロッコ王国美深のトロッコ(美深町)と狩勝高原エコトロッコ鉄道(新得町)に乗車できる。
 小樽駅前通り側に、切符売り場や売店を設置。乗車料金は、小学生以上500円(記念乗車券付き)で、A・Bコース900m、4種類のトロッコに乗車できる。
 初日の3日(木・文化の日)は雨がぱらつき、気温4、5℃の真冬を思わせる寒い日となったが、トロッコに乗ってみようと、親子連れが訪れ乗車体験。ゴトゴトと走行する音を聞きながら、北海道で初めて開通した歴史ある線路をトロッコで駆け抜けた。
trokko3.jpg 狩勝高原エコトロッコは、東海道本線を走行していたクハ111をモデルに再現した小型の電車で、運転手の他3名と客車に4名乗車可能。モーターで走行し時速8km。製作者の増田秀則さんが部品を集めて2年がかりで手作りしたもの。本物の運転席を搭載し、客車には国鉄時代のシートを使い、取り寄せたペンキで同じ色に塗装するなど各所にこだわりがあり、バック走行も可能。
 増田さんは、「旧手宮線を走行する電車の車窓から、小樽の景色を楽しんでもらい」と多くの乗客を呼びかけた。
 美幸線の廃線跡の一部で走行しているトロッコ王国美深のトロッコは、時速30kmの走行が可能。trokko4.jpg担当の藤原芳幸さんによると、ガソリンエンジン付きで1から6名まで乗車できる。トロッコ王国美深では、10kmの旧鉄道コースを20台のトロッコがフル活動し、今年の営業は10月30日で終了しているという。
 飯田代表は、「それぞれに個性があるトロッコに乗車体験してもらいたい。年々、車両も工夫し新しくなっている。この機会に楽しんでもらいたい。11月28日の鉄道の日にあわせこの時期に開催。昨年は850名が乗車した。今後、定着させたい」と話した。
 旧手宮線にトロッコが行き来し、乗客の楽しそうな声が響いていた。
 トロッコ乗車体験は、4日(金)・5日(土)・6日(日)10:00〜16:00(最終日〜16:00)。6日(日)は、旧手宮線遊歩道の完成を祝う記念式典が開かれる予定。
 トロッコ王国美深
 狩勝高原エコトロッコ鉄道
 北海道鉄道文化保存会
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