小樽美人スイーツ 新顔発表!


 小樽商工会議所(山本秀明会頭)が進める、小樽美人ブランドプロジェクトのスイーツ・ラインアップに、「小樽美人和クレープ」と「小樽美人生どら焼」が新たに加わった。
 11月10日(木)の発売に合わせて、新商品発表会が、同日14:00から、小樽経済センター(稲穂2)で行われた。
otarubijin1.jpg 小樽美人ブランドプロジェクトでは、後志産を原材料として、美容や健康など女性の視点を加えた高付加価値商品づくりを進めている。今回、六美(工藤仁嗣代表取締役・写真右)が和クレープ、松月堂(奥村秀幸代表取締役・写真左)が生どら焼を開発した。
 「雪肌色のお餅をクレープ状にし、それぞれアップルワインが入った、りんご(あかね)の餡、りんご(ふじ)のプレザーブ(コンポート)をフレッシュクリームとスポンジで包んだ。りんごもアップルワインも全て余市産で、プレザーブは、鍋で煮詰める通常の方法ではなく、圧力を利用した方法で作っているため、蜜りんごのように、全体にシャキシャキ感が特徴。お餅でクリームやスポンジを包んだ商品はあまり無いかもしれない。」と、工藤社長は話した。
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 また、「看板商品のどら焼を改良することを考えた。商工会議所から紹介され、通常出回っているものに比べ、色が柔らかく、風味や口当たりも非常に良い余市産のラズベリーを取り入れた。余市産ラズベリーを生クリームと小豆餡に合わせるととてもマッチし、当社の特徴であるどら焼きの柔らかい皮とサンドすると絶妙なハーモニーが出たと自負している。餡も、酸味の中に小豆の風味が出ており、面白い商品が出来たと思っている」と奥村社長は話した。
otarubijin3.jpg 同所副会頭で同プロジェクトの杉江俊太郎委員長は、「10月11日から17日までの7日間、日本百貨店しょくひんかん(東京・秋葉原)で試行販売をしたところ、大変評判が良く、開発した2社ともに新発売に対する自信を深めた。ぜひ市民の皆さんをはじめ、観光客の方にも食べていただきたい」。
 また、「商工会議所として、他の会社にも新商品開発について声かけをしているが、後志産の食材を使うことが壁になっている。今回、2社ともに開発には大変苦労しており、半年位の期間をかけて、なんとか今日を迎えた」と話した。
 いずれの商品も冷凍販売。自然解凍で15〜25分位で食べ頃になるが、試行販売では、冷たいままの方が良いという声もあり、それぞれ自分の好みで美味しく食べられる。
 和クレープ(税込350円)は、六美とJR小樽駅構内の駅なかマートタルシェで、生どら焼(税込250円)は松月堂で、それぞれ取り扱う。
 小樽美人スイーツは、現在、カタラーナと蒸どら焼の2種類があるが、今回、和クレープと生どら焼が増えて4種類のラインアップとなった。
 松月堂HP
 六美HP
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