140年の伝統!張碓小開校記念式典

 小樽市立張碓小学校(佐々木俊朗校長)が開校140周年を迎え、11月13日(日))9:30から、同校体育館で記念式典を開催した。全校児童49名と来賓、職員、保護者ら合わせて230名が出席し祝った。
140hariususyou1.jpg 同校は、1876(明治9)年に海岸近くに創始された張碓教育所が前身となり、今年で140年目となる。同年には北海道大学の前身となる札幌農学校が開校式を行うなど、道内で有数の歴史と伝統のある学校。1958(昭和33)年に現在の場所に校舎が設置され、現在の校舎は平成3年に落成した。これまでの卒業生は約1,900名。
 佐々木校長は、式辞の中で、同校の歴史を振り返るととともに、校章に描かれている、あおばとに触れ、「このあおばとのように、歴史と伝統ある本校で学んだことを誇りにして、自らの目標に向かって雄々しく羽ばたき、小樽市や北海道、日本のために役立つ人材になってください。そして、どこに飛び立っても、小樽・張碓・春香のことをいつまでも忘れずに過ごし、故郷が恋しくなったり、もしも何かにつまずき辛くなった時は、あおばとが故郷の海水を飲みに戻るように、母校やこの故郷を訪ねてください。きっといつも優しい人達が、君達に新たな勇気や希望を与えてくれるでしょう」と述べた。
140hariususyou2.jpg この後、髙橋清彦同校PTA会長の挨拶、来賓祝辞に続き、全校児童がステージ前に並んで、順番に、母校の140歳を祝う喜びの言葉を述べた。また引き続いて、「希望という名の花」(作詞・作曲 山崎朋子)を合唱して、記念式典を終えた。
 式典終了後は、アトラクションとして北海道警察音楽隊の記念演奏会や学校の歴史を紹介したDVD映像が上映された。
 同校3階の図書室では、歴代の卒業アルバムが並べられ、来場した卒業生らが友人や知人の姿を見つけては、「懐かしい」と声を上げながら熱心に見入っていた。
 張碓小学校HP
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