路線種別知らせて!第2回除雪懇談会


 小樽市建設部主催の除雪懇談会が、11月11日(金)から17日(木)までの日程で、市内9ヵ所を会場に順次開催されている。今年度の開催は7月に続いて2回目。
 14日(月)は10:00から、市役所(花園2)第2委員会室で行われた。市民約40名が集まり、松ヶ枝地域の第2・勝納地域の第6各除雪ステーションを担当する事業者も出席した。
josetsukondan1.jpg 相庭孝昭建設部長は、「昨年は11月25日に最初の除雪車が出動したが、今年は11月6日。19日早いが、ステーションはスタンバイしている。11月後半は寒気が入ってくるようだが、降雪の状況を見ながら対応していきたい」と述べた。
 また、昨年試行した第2種路線の除雪出動基準の引き下げを、今年度本格実施するとともに、今年度の試行として生活路線への除雪の新たな取り組みや主要交差点における見通し確保の対応について触れた。
 貸出ダンプ制度の見直しについては、これまで特例で行われていた集合住宅の敷地内通路と雪堆積場の排雪を対象外にすることに触れ、「同制度については、10年前と比較して費用が約4倍になっている。特例による排雪では駐車場の雪も入ってしまっており、一般交通の無い敷地までも特例という形で利用が広がっていることもあり、制度の原点に立ち返る意味で見直しを行なうことを理解していただきたい」と協力を求めた。
josetsukondan2.jpg この後、担当者から、今年度の雪対策に関する体制や主な変更点、排雪についての考え方や、貸出ダンプ制度の利用方法などが説明された。
 質疑応答では、出席者から、「市民に対する周知は広報おたるだけでなく、保存して使えるような除雪だよりを発行してほしい。町会でも各家庭に配れるし、周知や説明もし易くなる」という要望や、「1種・2種といった路線種別について、市民はよく分からない。また、今年新たに出た主要交差点36ヶ所もどこか分からない。紙にして配ってほしいが、最低でも市のホームページに載せてほしい」といった要望が挙げられ、市はそれぞれ対応・検討すると回答した。
 また、懇談会終了後には、個別地域の問題などについて相談の場を設け、それぞれ担当者が対応した。
 除雪対策本部事務局は、12月1日(木)から平成29年3月31日(金)まで、市役所消防庁舎6階第1会議室に開設。道路除排雪や落雪対策のほか、雪に関する問い合わせについて担当部局へ取り次ぎする。問合せ:0134-32-4111 内線640~643、FAX:0134-32-4118
今後の懇談会日程