道内大荒れの天気! 湿った雪がしんしんと


 前線を伴う低気圧の影響で、小樽市内では朝から断続的に雪が降り、9:00の時点で28cmの積雪が、21:00には46cmを記録した。
1222weather1.jpg 後志管内の多いところで、倶知安75cm、赤井川で66cm、余市58cm、喜茂別55cm、黒松内48cm、少ないところでは寿都の12cmだった。
 気温は高めに経過し、最低気温は14:07に-0.9℃、最高気温は00:23に2.3℃で、湿った雪が降り続き、道路はぐちゃぐちゃとなり、道行く人は足元を気にしながら歩いていた。雪かきをする人にとっては重い雪でうんざりしていた。
 JR北海道は、江別19:44発小樽行きの区間快速いしかりライナーに約30分の遅れが出ている。また、特急スーパーおおぞら11・12号、特急スーパーとかち9・10号を含む、道内各線区を走行する列車に運休が発生。12月23日(金)出発の釧路方面や稚内、網走行きの特急5本の運休を決めた。
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 JR北海道〜列車運行状況(札幌近郊)
 また、新千歳空港では、積雪16cmとなり、滑走路が全面封鎖され、各地との発着便が欠航となり、空港は混雑している。航空便への影響は、23日(金)にも続くと見られる。
 新千歳空港ターミナル〜本日のフライト検索結果

 札幌管区気象台では、22日16:48に小樽市に出されている「大雪,強風,波浪,なだれ,着雪注意報」を継続し、23日昼過ぎまでに暴風雪警報・波浪警報に切り替える可能性が高いとしている。
 気象警報・注意報:札幌気象台
 石狩、空知、後志地方では、大雪、なだれ、電線等への着雪に注意を呼びかけている。